摂津国八十八箇所第15番札所の
円珠庵(えんじゅあん)、別称鎌八幡は
大阪屈指の縁切りスポットだとか。
江戸時代初期の和学者契沖が晩年に隠棲
古典の研究に親しんだところであるで
それが円珠庵の起こりだそうです。
遠い昔、このあたりは三韓坂と言われた古道で
そのわきに一本の榎の霊木があり、人々の信仰を
集めていたそうです。
大阪冬の陣のとき、真田幸村がこの土地に
陣所を構えたが(真田丸)この信仰を聞き伝えて
鎌を打ちつけ、鎌八幡大菩薩と称して
祈念したところ、大いに戦勝をあげたと
伝えられているんだとか。
幸村、夏の陣で負けちゃってますけどね。
で、人々にそんなすごい霊木に鎌を打ち付けて
祈祷すれば、願いが叶う~って祈祷寺として
信仰を集めていたみたいです。
昭和になってから鎌で切ったように様々の悪縁を
断ち切り、良縁に恵まれるって信仰されるようになり
更に知られるようになったみたいです。
鎌八幡があるのは大阪市天王寺区空清町4-2
大阪屈指の縁切りスポット鎌八幡の紹介ってことで。
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