大阪府吹田市の万博記念公園にある
国立民族学博物館へ
行ってきたのは一昨年のこと。
通称「みんぱく」。日本の文化人類学と
民俗学の研究拠点であり、国内で初めて
現代的に整備された博物館です。
そのなかの展示物のひとつ。
1821年に長崎にらくだがやってきて日本を
興行してまわったそうです。1833年まで記録が
残ってるそうです。
どういう時代かイメージしてもらうために。
1821年に伊能忠敬の日本全図が
完成したそうなので伊能忠敬はどこかで
実物みてるかも。(^∇^)
葛飾北斎が富嶽三十六景を描きだしたのが
1829年頃だそうです。あの坂本龍馬が
生まれたのが1836年。
少しは時代がイメージできたでしょうか。
当時の人々の間ではラクダを見ると
幸せになるという評判があり、連日多くの
人がラクダを一目見ようと訪れたらしいです。
中国ではラクダのことを「駱駝」と言っていたそうで
それが日本に入ってきてらくだと言うように
なったそうです。はじめはたくだといっていたとか。
それが「らくだ」と訛ったみたいです。
日本に初めてラクダが来たのは
飛鳥時代のことで当時の推古天皇への
献上物として西暦599年に朝鮮
(当時の百済)からもたらされたのが最初だとか。
江戸時代にラクダがやってきて見せ物に
なってましたってことで。
ご訪問ありがとうございました。