タカへの個人的な日記-goo版

個人的な日々の出来事をつづっています。暇つぶしに読んでもらえれば。

アホなプロジェクト

2020-08-29 06:33:25 | 雑学
こんなのをテレビで見ました。

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そんなプロジェクトのひとつ。

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1931年、インディアナ大学心理学部の
ウィンスロップ・ケロッグ教授は、グアという名の
1匹のチンパンジーを、自分の息子ドナルドとともに
育てることにしたんだとか。

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チンパンジーを人間として育てたらどうなるのかを
知るためだった。はたして、人間と同レベルの知能を
持つようになるのだろうか? グアがケロッグ家に
到着したとき、ドナルドは10カ月、グアは7カ月半だった。
グアは到着直後から人間の赤ちゃんとして扱われた。

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ケロッグ夫妻はグアに洋服を着せ
当時の赤ちゃんが履いていた固めの靴を履かせた。
グアは檻に入れられることも、縄でつながれることも
なかった。おまるも使えるようになった。
歯も磨いた。食事もドナルドと同じで
同じように昼寝をし、お風呂にも入った。

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博士の期待どおり、グアはこうして「人間」に
なっていった。予想していなかったのは
ドナルドがチンパンジーのようになってしまったこと。

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予想していなかったのは、ドナルドが
チンパンジーのようになってしまったことだ。
人間の言葉はほとんど話せなかった。
生後19カ月のドナルドが話す英語の単語は
わずかに3つ。平均的なアメリカの子どもであれば
19カ月ともなると50以上の単語を発し
2語文を使いはじめる時期だ。
この時点で実験は打ち切られ
グアは動物園へと戻っていったそうです。

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ドナルドは、親の言葉や振る舞いではなくて
チンパンジーのそれを模倣するように
なってしまったとか。

幸いなことに、実験中止後のドナルドは平均的な
発育ペースを取り戻し、最終的には
ハーバード大学医学大学院を卒業したそうです。

こんな話やってましたってことで。

無題sssd


コメント
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