晴れときどき風

ノンキな主婦が時に風に吹かれながら送る平凡な毎日。

「容疑者Xの献身」 一気に読了

2006年02月02日 16時34分11秒 | 趣味
昨日、出かけたついでに本屋さんへ。
出版されたばかりの 劇団ひとりさんの「陰日向に咲く」が欲しかったんですが、2店で売り切れていました。 ひとり 侮るべからず!

というわけで、つい先日 直木賞を受賞した 東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」を購入~。
好きな作家さんだし おもしろかったので 一気に読み終わってしまいました!
本当にうたい文句どうり 「純愛小説」でした。
石神のまっすぐな想いが作り出す完全犯罪が胸を突きます。 あ、結局 好敵手 湯川に見破られてしまうので完全犯罪ではなくなるわけですが。
それにしても、そこまで無償の愛が貫けるものでしょうか・・・。
少しも揺らぐ事もぶれる事もなく愛する人の幸せを願って
私は 石神の願いを叶えてあげたかったなあ。
自責の念に一生耐えても、石神の願った幸せを靖子に掴んで欲しかった。
でも、純粋な高校生の美里には重すぎたんですね。
ラストシーンは涙が・・・

石神の叫びが私の耳にも届きました。
靖子の嗚咽も。