DEATH NOTE 前編

ご存知　週間少年ジャンプについ最近まで連載されていた人気漫画の実写映画版。
私は読みきりの時から読んでいました。
あの複雑な頭脳戦がちゃんと映画化されるのかなあ？と興味津々。

で、感想は・・・
漫画を見ていない人にもわかるように丁寧に描かれていました。
特に導入部。月がノートに頼る理由に感情移入できるよう描かれています。
あんなにショッキングな内容なのに淡々と物語りは進み、音楽も終始暗め。
月の頭の良さは分かりづらいかな。
Ｌもね。
リュークはとてもよく出来ていましたねえ。実写でもあの声の俳優さんでぴったりだと思うんだけど。（笑）
途中から、犯罪者を次々殺すことで犯罪のない世界を作ろうとする月がどんどん単なる殺人者になって行くんだけど、原作にないあの部分はいただけない。
捜査本部に入り込むための手段だけど、あれじゃ単なる自己中な殺人鬼みたい。

キャスティングについてはいいんじゃないでしょうか。
藤原くんうまいし。Ｌ役はもうちょい小柄なイメージがあったけど、でも感じはよく出ていました。
レイ　ペンバーはなんでレイ岩松って日本人にしたんだろ？

これで「前編」ってことだけど、この進み具合じゃ「中篇」「後編」が必要じゃない？
一緒に見に行った義姉は漫画は一切見ていないけど「面白い！」って言っていました。
私は・・・・68点かな。