岸本佐知子著。
妄想爆走エッセイです。
岸本さんと私は同年代。
「マシン」を読み始め、「ああ、私と同じだあ。ゴブラン織り風のカバーのかかった、なんか賢そうな、秘密の機能を満載した机・・・。好きだったなあ。」と思っていると、彼女の妄想のスイッチがカチッと入り、あれよあれよと言う間に私の親近感とは遠~い所へ飛んでいき、ヘ? 思うまもなくストンと帰ってきました。ふっ
不思議な感じです。
ほんの日常に少々の違和感。私も同じような事感じたことあるよ~、なんて近寄ろうとすると、するっと私の手をかわし、妄想の翼をつけて高い高いところへ。または妄想のシャベルを装備し地面の深い深い底へ。または妄想の武器を山ほど抱え一人敵陣の真っ只中へ。
ともかく私の手の届かないところへ去っていくんです。
私のごとき妄想力の弱い人間には絶対辿り着けない世界へ。
そしてその妄想を包む言葉の選び方がすごいです。
おもしろい。
大笑いはしなかったけど「ふっ」と鼻から笑いが洩れるかんじ。
そう「ふっ」
妄想爆走エッセイです。
岸本さんと私は同年代。
「マシン」を読み始め、「ああ、私と同じだあ。ゴブラン織り風のカバーのかかった、なんか賢そうな、秘密の機能を満載した机・・・。好きだったなあ。」と思っていると、彼女の妄想のスイッチがカチッと入り、あれよあれよと言う間に私の親近感とは遠~い所へ飛んでいき、ヘ? 思うまもなくストンと帰ってきました。ふっ
不思議な感じです。
ほんの日常に少々の違和感。私も同じような事感じたことあるよ~、なんて近寄ろうとすると、するっと私の手をかわし、妄想の翼をつけて高い高いところへ。または妄想のシャベルを装備し地面の深い深い底へ。または妄想の武器を山ほど抱え一人敵陣の真っ只中へ。
ともかく私の手の届かないところへ去っていくんです。
私のごとき妄想力の弱い人間には絶対辿り着けない世界へ。
そしてその妄想を包む言葉の選び方がすごいです。
おもしろい。
大笑いはしなかったけど「ふっ」と鼻から笑いが洩れるかんじ。
そう「ふっ」