逆恨み

なにやらオデコが痛い。
見ると少し腫れている。
なんでだろ・・・・。

あ、そうだ。今朝起き抜けにぶつけたんだ。
ニャンコが知らぬ間に私の布団脇の棚の扉を開けていて。
最近はあそこにはあんまり入り込む事はなかったのに。
起きようとしてゴツンと。

そういえば夫がちょうどそこを見ていてちょっと笑っていたなあ。
人の災難を笑うなんて　許すまじ許すまじ。

もしかしたら扉を開けたのは夫かもしれない。
完全犯罪を狙った？

復讐をするである。

最近はご飯時でなくてもニャーニャー可愛らしい声で甘えると鰹節をもらえる事を覚えたニャンコ。今日も朝から体当たりでスリスリに忙しい。
ふっふっ。復讐である。鰹節なんてあげないよ～。
ニャンコのあまり好きでない猫おやつ用小魚をちょびっとしかあげないよ～。

さて夫にも復讐するである。
カレンダーに書き込まれた夫の予定。文字をちょっとヘナヘナと書き加える。
「ねえ、この予定、なんて書いてあるの？へー、そう書いてあるんだ。ちっとも読めなかったよ。読めない予定書かれても困るなあ。伝わらないもの」
ふっふっ。夫が「そんなに変な字かなあ・・・」などと首を傾げてる。
ざまあみろなのだ。

オデコの痛みが少しひいたみたい。