あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

母に会いに・・・

2013年04月13日 | 日記




母に会いに行った。
母、顔色もよく元気。持って行ったゼリーとヤクルトを「おいしい」と言ってあっという間に食べ終えた。
食欲旺盛なり。頭の回転も良く、人の名前が良く出てくる。
「カラオケ教室の先生は誰だった?」と訊ねると「Kさん」とすぐ言えた。
「カラオケ教室には誰々が行っていた?」と訊けば「誰と誰と・・・」と7人くらい名前が出てきた。
勤務していた頃の仲間の名前も、幼馴染の名前も、うちの娘や息子、犬の名前も言えた。

以前、夫が「もう一度結婚するとしたら誰としたいですか?」と母に尋ねたとき、「○さん」とうちの夫の名前を言ったのだが、今日、その質問をまたしたら「もう誰とも結婚しない」と答えた。
夫が「お義母さん、この前、私と結婚すると言いましたよ」と言うと「そんなことしたら○子(私の名前)に叱られる」と言う。全てしっかりした受け答え。今日も歌を何曲も歌ってくれた。
「そろそろ帰るからね」と言うと「もう帰るんな」と母。
夫が「お義母さんが、こういうことを言うのは久しぶり。以前は、いつもこう言って引き止めようとしていた。気力が出てきた証拠だ。」と言う。母がこのように元気だと私も嬉しい。ありがたいことだと思う


同級会の「桜苗園」も覗いてみた。
桜の苗が若葉を付けて存在を確かなものにしていた。頼もしい。






チューリップも咲き誇っていた。







まだ菜の花も咲いていた。






水仙の植わっているところはこのように目印になる竹の棒がさしてあった。
球根を掘り上げる時にその場所が分かるようにしているようだ。
なんと丁寧な仕事振りか!





「桜苗園」で矢車草を見つけた。
矢車草を見るとすぐに一つ覚えの、石川啄木のこの短歌が頭に浮かぶ。

 函館の 青柳町こそ かなしけれ 友の恋歌 矢ぐるまの花 

確か、この歌は中学の頃、国語のS先生に教わったと思う。
記憶力の悪い私が未だにこの歌を覚えている。
なんか胸がキュンとくるような歌だ。