
悲しい事もないのになぜか涙がにじむ・・・(「ウナ・セラ・ディ東京」)
わけもなく憎らしいのよ・・・(「あの日にかえりたい」)
悲しい事があるわけではない。憎らしい人がいるわけでもない。
・・・がなぜか、なーんとなく物悲しい気分・・・。
涙がにじむ程ではないが、わけもなく物悲しい・・・。
今日、散歩しながら気が付いた「おお!これが『春愁』なのだ!」と・・・
昨年、県美展を見に行った時、知り合いの女性が『春愁』という題の油絵を出品していた。
数年前、菜の花の中で出あい、親しくなった女性。時々彼女にばったり出会っておしゃべりする。
数日前も、デパートのバッグ売り場で偶然会った。
もうすぐ北欧を旅行すると言っていた。私より少し年上のとても素敵な人。
そういう人が心にとめる『春愁』
私もどっぷりそれに浸ってみようではないか!
・・・なーんて思ったのだがいつの間にか物悲しい気分が吹き飛んで「お気楽オバサン」の私に戻っている。
束の間の『春愁』・・・