夫が農作業着にしているポロシャツの破れを繕ってくれという。
かなり擦り切れてボロボロ。
「もうそれは捨ててしまって他のを着たらいいんじゃないの」と私。
「バカ(これが口癖)まだ着られるのにもったいない」と夫。
(夫)「ミシンで縫ってくれ」
(私)「私、ミシン持って無いの」(開き直り)
(夫)(あきれた様子)
そういうやり取りの後、結局、夫が「裁縫道具を貸してくれ」ということになり
娘に『当て布』を貰って裁縫を始めた。
器用なのでやることが早い。すぐ出来上がった。
私だったらこの3倍くらい時間がかかるだろうなと思う程。
「すごいね。私だったら前身頃と後ろ身頃を縫い合わせてしまったりするのに、
ちゃんとできてるね」と私。
「お父さん、上手だね。この縫い方はアートだよ」と娘。
(夫、まんざらでもなさそうな表情。結構裁縫が楽しかったのかも?)
農業も買い物も料理も掃除もでき、ついに裁縫の分野にもデビューした夫。
もう完璧に『妻要らず』。
『妻は元気で留守がいい』状態かもしれない。
さあ、これから写真展の片づけに行って、今夜は仲間と新年会だ。
何もしない妻に文句も言わずのびのび過ごさせてくれてありがとう!