大分駅ビル「JRおおいたシティ」が今日オープン。
友達が誘ってくれたので久しぶりに電車に乗って行くことにした。
最寄りの駅はこの4月から無人駅。
自動販売機で切符を買おうとしたら1万円札を受け付けてくれない。
両替機もない。1000円札を持っていなくて切符が買えない。
少し時間があったので家に電話して夫にお金を届けてもらった。
やはり無人駅は不便だ。
10時半ごろ大分駅に到着。
今日、10時にオープンしたばかりの「JRおおいたシティ」は
人々が続々と詰めかけていて駅前に長蛇の列。
最後尾に並び店内に入るのに30分以上かかった。
店内はどこからこんなに人が集まって来たのかと思う程人であふれていた。
昼食の予約をして待つ間、隣に座っていた高齢の女性がいろいろ話しかけてきた。
84歳で庭が400坪ある家で一人暮らしと言う女性は
午後1時に息子が大阪から会いに来るという。
休む暇なく話し続ける。
どうも様子がおかしい。
幾分認知症の傾向があるのではないかと思われた。
約1時間待って食事の順番が回って来たので友達と食事。
食事が済んで見回すともうその女性はいなかった。
いかにも詐欺などのターゲットにされやすいタイプの高齢者。
大阪から会いに来るという息子は本当の息子だろうか?
「息子さんの代わりに来ました」なんていう男が現れないだろうか?
そんなことがしばらく気になった。
屋上にもいろいろ珍しい施設ができていたので行ってみた。
すると突然声をかけられた。
若い頃同じ職場で私を妹のように可愛がってくれた先輩。
いつしか年賀状のやり取りも途絶えてしまったが
当時の思い出はずっと心に温かく残っている。
当時、血気盛んで名をはせていたご主人も
今は穏やかになったのか(?)優しい笑顔で話しかけて下さった。
20代の頃にタイムスリップしたような気分で二人と話をした。
その後、友達と店内をあちこち見て歩いた。
何の下調べもしてこなかったのでどこにどんなお店があるのか分からない。
しかし、特に買いたいものもないのでそれでいい。
新装の駅ビルで新しい風を吸っただけで十分満足。
いろいろ刺激を受けた1日。
誘ってくれた友達に感謝。