あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

作家先生ごっこ。

2017年04月21日 | 日記

ピースの綾部さんが、芥川賞をとった相方の又吉さんの事を

「先生」とか「作家先生」とか呼んだりしていたが

(彼はまだアメリカに行っていないのだろうか?)

この頃、私は一人で「作家先生ごっこ」をしている。

午前中はなるべく「缶詰状態」(?)に追い込むため、

「さて、作家先生、そろそろお仕事にとりかかろうか」と言って

この部屋に閉じこもることにしている。

 

 

この部屋に閉じこもって、作家先生になり、

創作活動に勤しむ予定なのだが、なかなかそれができない。

作家先生はつい花札をしてしまう。

つい、コーヒーを飲んだりお菓子を食べたり飲食に励んでしまう。

 

中学か高校の頃、林芙美子の「放浪記」や「浮雲」を読み、

自分もあのような本が書ける人になりたいと思った。

小説家になれたらどんなによかろうかと思った。

しかしあれから長い年月が経ち『アラ古稀』になったというのに

「しょうせつ」の「しょ」の字も書いたことがない。

ただ年を重ねただけ。

そして「そんなこと私には無理」と思い込んでいる。

 

しかし、最近「諦めなければ夢は叶う」

という言葉をどこかで見聞きした。

チャレンジせず諦めるなんて、この人生、もったいなさ過ぎ!

自由になる時間もたっぷりあることだし、ダメ元だ!

そういう気持ちがむくむくわいてきた。

それでとりあえず『作家先生ごっこ』をしてみている。

いきなり整った文章など書けるわけがないが・・・。

 

中味が稚拙であろうと『私は作家先生』!

時々『下手の考え休むに似たり』という諺が頭をよぎるが

まあ、今は『作家先生ごっこ』をやりたい気分なので

気が済むまでやってみようと思っている。

 

こんな方と比較するのもおこがましいが『abさんご』で

芥川賞を最年長の75才で受賞した黒田夏子さんは

一つの作品を10年かけて作り上げると

何かで読んだことがある。

ずっと文学を続けていらっしゃる方でも推敲に推敲を重ね、

年月をかけて作り上げるのだから

「しょうせつ」の「しょ」の字も経験がない私の場合

果たして完成までこぎつける事ができるのか大いに疑問。

そのうち、「やーめた!」って日が来るかもしれない。(可能性大)

でも、まあ、やりたいことがあるって楽しい。

小学生か幼稚園生が書いたようなレベルの文を

パソコンで原稿用紙120枚程度、目下書いた。

一体何枚で終わるのか、それも、決めていない。

200枚くらいにはなりそうな気がする。(中身の保証なし!)

『アラ古稀よ大志を抱け!』

↑(まだ小説を書いたことがない大作家先生のお言葉)

『人々よ笑わば笑え!』

↑(これも小説ごっこ大先生のお言葉)

お目出度き人間かな!!!