大恩ある方から、今夜、電話がかかって来た。
最後にお会いしてもう15年。
80代半ばの私の恩師。
「〇〇です」とそのお名前とお声をお聞きしたとたん
私は泣くのを制御できなくなった。
最初から最後まで子どものように泣きじゃくりながら
先生と電話でお話した。
先生はあまりの私の泣きように驚かれたのではないかと思う。
私ももう70歳。傍から見ればオバアサン。
そんな私のどこにこんな高ぶる感情と涙があったのだろうと
自分でも驚くほど、私は泣いた。
先生の優しさ、ありがたさが、ずっとずっと私の心の底に
眠っていて、その蓋をふいに開けられたかのような
そういう状態に陥ったのではないかと思う。
先生と今は亡き先生のご主人様に心より感謝。