のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

のろかめ日記 2月10日 レモン昇天

2020-02-10 17:41:00 | 日記
立春を過ぎてようやく本格的な寒さです。
そんな中、実は重そうだし、次に花開くのを待ってるつぼみの為にも、レモンを収穫する事にしました。





ここまでよく育ってくれました。
寒い時は倉庫の中で、蝶の繁殖期にはネットをかぶせ、大切にしてきた甲斐ありこんなに大きくなりました。



 
周囲が32、7センチ


重さは457グラムもありました。



切ったらこんな感じで



果汁が80グラムほど搾れました。

砂糖に






バターと卵、ボウルで混ぜながら湯煎にかけ



小さなビンにふたつ半のレモンカードができました。

皮も結構な量なので


 
前回苦かったのを反省して、刻んで2回茹でこぼし








煮詰めてブレンダーをかけママレードに。右のカラびんは前回の実で9月半ばに作った物を入れてました。

ちょうどこれいっぱいのを、大切に味わって食べ、ポラン亭に来てくれたお客さんにも少しずつ味わってもらいました。

それから成長した2番目の実からは大きなびんに八分目ほどのママレードができたのです。

自然の営みは凄いなあ。

レモンカード2びんは、その日宴会を催してくださったYさん宅へお土産に持って行き、半分のびんのは朝ごはんのトーストにぬって食べました。




 
待ちわびていた自家製レモンのレモンカード。
美味しくて美味しくて、レモンが命を賭して私たちを天国に連れて行ってくれた、と思いました。

実が無くなって枝が軽くなった木には
美味しいレモンを育ててくれてありがとう、と

いくつかついてる花のつぼみには
センパイは立派な美味しいレモンだったよ、慌てずゆっくり育って後に続いてね、と
声をかけました。

その日の宴会は




さつま芋とりんごのサラダ、
味付けは無し、オリーブオイルを回しかけただけ、という素材で勝負の逸品。

金時人参の明太子和え

ゴボウとこんにゃく牛肉の煮物、
セロリときゅうりの酢の物、

などなどYさんご夫妻の手料理で楽しませていただきました。 

どれも素朴な美味でいくら食べても飽きない美味しさで、松の司と言う滋賀のお酒と良くあっていました。





そして翌朝、キッチンに面したどんぐりの木にたくさんのメジロが来ました。
写真では暗くてよく見えませんが、綺麗な緑の身体に目のまわりの白い縁取りがかわいいです。
枝にいる小虫でも啄んでいるのでしょうか。
巣箱に入る気配はないのですが。 

そろそろウグイスが鳴くかな、と待っています。