のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

のろかめ日記1月27日ブルガリアン.ヴォイス

2018-01-27 22:26:54 | 日記
寒い日、雪の日の後なので、今日は少し暖かく感じました。
ちょっと素敵な音楽を味わって来たお陰もあるでしょうか。

ブルガリアからのアカペラグループ「アンジェリーテ」。
ブルガリアの女性コーラスと聞いてウィーン少年合唱団みたいな音楽を想像してたのですが、全く違いました。
地声、ノンビブラート、伝統的な複旋律、5拍子、7拍子等のリズム。時々かけ声と言うか合の手のような声が入ったり。
歌詞の内容はわからないのですが、物語性の色濃い物ではないかな、文楽で聞く義太夫節を連想しました。

民族衣装が全員色合いやデザインが違い、とても可愛らしかったです。かなりポッチャリ体型の人もいらっしゃるけど、健康的で軽やか。年齢層はどれくらいか、とても気になる❗経験豊かな実力者揃いだから、そこそこのお年と思いますが、皆さん可愛いので年齢が想像つきません。

前回の来日(1995)では阪神淡路大震災の復興イベントに参加されたのだとか。
復興の象徴である芸術文化センターでのコンサートにはどんな想いを込めて演奏されたのでしょうか。
アンコールで「ふるさと」を歌われましたが、少し訛って聞こえる「いつの日にか帰らん 山は青きふるさと 水は清きふるさと」の歌詞に、涙がこぼれました。
阪神淡路からはずいぶん日がたち、忘れたり知らないという人も多くなるなど、ある意味復興したのかもしれません。が、今の日本には東日本大震災の被災者の方々、原発の影響を受けて山青く水清いふるさとに戻れないままの方々がいらっしゃいます。

遠いブルガリアの音楽を楽しく味わい、伝統、伝承、文化、心の豊かさ、人間らしい生活、復興、再生、等の言葉が沸々と心に浮かんだ時間でした。

終演後、メンバーの皆さんがロビーに出てきてくれました。
背伸びして写真を撮りましたが、人だかりが凄く、上手くは写りませんでした。人気の程は想像していただけるかな😉。



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1 コメント

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念願成就 (ポラン亭主)
2018-01-28 22:56:24
数十年前何かのドキュメンタリーでブルガリアンボイスを見ました。故郷や大地を感じさせ、しかも奥行きのあるコーラス、生で聞きたいと思いながら、出会うことなくやっと実現しました。待ちわびた分その良さが体の隅々まで広がりました。芸術文化センターに感謝です。
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