鈴木の「窓に西陽が激しく当たる部屋」melow

メジャーとマイナーの漂流者・鈴木。
常に両極を嗜好するわたくしの徒然ブロ&グー。

笑い袋とひげ太夫観察

2011年06月18日 | 【鈴木の部屋】
今日は罪悪感に満ち満ちた1日だった。
職場のみなさんほんとすんません!そもそも今日なんて休みにしとけばよかったんだし、昨日のうちに全部かたづけちまえばよかったんだ。
ほんとにまあ…いいとしした大人が書くことじゃねえです。

先日もバイトの履歴書を激しく急いで書いたので、誰が見ても緊張感のない代物になってたし、わたしが採用側なら取らないと思った(苦笑)

一昨日、家にでたゴキブリは退治して爽快感あったものの、今朝はなんだかそんなもろもろで久々にダメ人間感を味わっていたものです。ドロドロ

さて、そんな状態の割に追い込みも追い込みな稽古場にいましたら、役者としてのいつもとは違った見方ができるので…縫いものしながら1人悠長に

ワクワク

していました。

っていうのも役者たち、一つの舞台を作り上げんと限らた切羽詰まった時間の中で、ピリピリしつつも頭をフル回転させて、でもやーっぱり楽しんでる様が見て取れたからです。

普段、こんな時期、わたしはひたすらピリピリすることしかできない視界30度な輩なんですが、引きでみてみて

あいや~、楽しむことを忘れちゃいけないね

と思いましたね。トホホの助~

数日後の作品の出来ばかりを気にしててもよろしくない。役者が楽しんでつくってこそ舞台が楽しいものになる。楽しんでつくってこそいいものにしたくなるから手抜きしなくなる。あたりまえだけどなかなか考えないことを改めてリマインドしたね!

ひげ太夫の舞台は、演技に投じる精力と同じくらい体力をつかいます。しかも体を使うことを誰か1人でも
サボる
と、そこから舞台がほつれはじめて一気にバラバラになります。
バラバラになる、とは「見えなくなる」ってことです。だからマイムは気が抜けません。
しかも組体操は基本があります。それをサボると余計な動きが派生するから、結果的に余計な体力を使うことになります。だから基本をわすれちゃいけません。←保健体育テイストだなOi
プラス、稽古を見ていて、体をつくることの大事さがわかりましたね~。って!
まあどれもこれも基本なことなんだけどもご容赦!

無駄なものがついてないとか、いい動きする人には自然と目がいくし、親指たてて
グッジョブ!
といいたくなる。

特にマイムを、ふさわしいマイムで演じ分けられてる人がいるとまたまた
グッジョブ!
したくなるわけです。

マイムは大事。
すべては完成図からの逆算です。複数人でひとつの形やオーラを作る以上、
重なりあって
絡み合って
密着していないと
バラバラ、つまりまったく見えません。お客様も見るのが疲れて引くでしょう。

観察力と想像力が発達してる方はかなりひげ太夫向きといえますが…
最近よく思うのが、マンガ書くのがうまい人もひげ太夫のマイム向きかなと。

例えばマンガで走る人のうしろにでる放射状の線とか、背景の山の重なり具合とか、もろもろ。
どこを中心にでる線なのかを
スッ
とわかれば間違いないラインでマイムができるわけなんで。

散漫に
ならないマイムが
命ひげ

体力を
サボると余計
疲労ひげ


いい句ができたところで縫いもの復活しようかな!細川たかしの津軽じょんがらとGAGAのJUDASヘビロテしながら朝までヌイヌイ。

ちなみに写真はわたしの仮はりやま「笑い袋」です。
針山なんてわざわざかわないよ~
と思ってたけどいるわ…必要だわ…

ときどき笑い袋を笑わせながらやってますよ!それではみなさんまた今度!
劇場で会える方はそんときに~

シーヤッ