野良猫岡山の糖尿病・奮闘記

「膵外分泌疾患に伴う膵嚢胞手術後糖尿病発症治療12年目」のブログです。薬物療法と食事療法で頑張ってます。

お酒とタバコ、たちが悪いのはどっち?

2015年05月19日 | ブログ

飲酒や喫煙による健康被害が取り沙汰されることが増えてきた昨今。健康リスクに影響するのはお酒やタバコに限りませんが、両者とも身近な嗜好品であり、またなかなか断ちにくいという共通項があります。そこで、ここではあえて、お酒とタバコのリスクについて比較してみたいと思います。

◆アルコールの身体への影響

とがあります。また、アルコールは高血圧や循環器(心臓・血管)の病気へのリスクを持っています。不整脈、心肥大、心不全の原因とも言われています。ま た、アルコールの分解時に生じる活性酸素は、DNAを傷つけてガンの発症リスクを高めると言われています。ほかにも、肝臓、胃、十二指腸、膵臓、脳など全 身のさまざまな臓器への障害も引き起こします。一方で、適量とされる1日20g以内(純アルコール換算)であれば、「百薬の長」として心筋梗塞などへの予 防効果もあると言われています。ただし、アルコールの適量には個人差があるので、1日20g以内だから誰でも安心というわけではありません。

【お酒のリスク】
 ・急性アルコール中毒
 ・高血圧
 ・循環器系の疾患(不整脈、心肥大、心不全)
 ・がん
 ・肝臓、胃、十二指腸、膵臓などの障害
 ・脳の疾患(脳萎縮、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血など)
 ・アルコール依存症
 など

◆喫煙の身体への影響

タバコは交感神経を刺激して血圧を上げ、脈拍を増やします。アルコールと違って短時間で死に至るような中毒症状はないものの、ゆっくりと身体をむしばんで いきます。具体的には、一酸化炭素の増加で血中の酸素が不足し、血管を老化させて動脈硬化につながります。また、タバコの煙に発がん性物質が検出されてい ることから、さまざまながんの発症の危険リスクとなり得ます。このほか、呼吸器疾患、心臓発作、脳梗塞を起こしやすくし、胃腸の働きを低下させて胃・十二 指腸潰瘍などの発病因ともなります。アルコールと違い、少量の摂取ではかえって健康にいいということはありません。アルツハイマー予防になるといった学説 もありますが、広く認められるには至っていません。

【タバコのリスク】
 ・動脈硬化
 ・がん
 ・呼吸器疾患(肺気腫、気管支炎、喘息など)
 ・心臓発作
 ・脳梗塞
 ・胃潰瘍、十二指腸潰瘍
 ・ニコチン依存症
 など

◆経済的影響

厚生労働省の2008年度の調査によると、日本人の飲酒人口は約7400万人、この内、アルコールを毎日60g(ビール換算で中瓶3本)以上摂取している 「多量飲酒者」は約760万人とされています。これによって起きる病気・事故、労働損失、失業、離婚などにかかる社会的損失は、年間4兆円以上に上り、酒 税の3倍を超えると報告されています。一方のタバコは、国立がんセンターの研究員・後藤公彦氏によると、産業経済メリットの2兆8000億円に対して損失 は5兆6000億円と試算されています。この数字には受動喫煙や火災対策などのコストは含まれていないため、実際の損失はさらに大きいことが予想されま す。単純に、飲めば儲かる、吸えば黒字とはいかないようです。

◆依存症の問題

アルコールは脳の過剰な興奮を抑制し、イライラや不安を取り除き、ドーパミンによる快感やベータエンドルフィンによる陶酔感をもたらします。タバコにもニ コチンに興奮と抑制の双方の働きがあります。お酒もタバコも、束の間のストレス解消には効果があると言えます。しかし、同時にこれらの作用には依存性があり、アルコール依存症やニコチン依存症へのリスクを負うことは忘れてはいけません。タバコのほうが依存症になりやすい一方で、禁断症状はアルコール依存症 のほうが強く現れます。止めることの難しさは変わらないという見解もあります。

◆飲酒と喫煙はどちらが悪い?

適量であれば健康増進効果もあるが、量が過ぎると健康被害リスクも高まり、社会的影響も深刻な飲酒。吐いた煙が本人以上に周囲に害を与える喫煙。健康ブー ムのいま、両者は目の敵のように扱われています。どちらが悪いと一概には言えませんが、両者とも本人はよくても周囲に迷惑をかけている可能性があるのは確 かです。また、産業として大きな利潤を生み出している一方で、それ以上の社会的損失がある点も共通しています。個人レベルでも社会のレベルでも、より安全 かつ健全なたしなみ方が求められていると言えるでしょう。

●井上愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン。株式会社とらうべ社員

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150618-00000002-mocosuku-hlth&p=2

 

もちろん、糖尿病性神経障害の合併症を起している人は「両方」駄目です(`・ω・´)

常識です。絶対に。悪化していきます。

 

   (´;ω;`)ウッ…

 

疼痛が酷くなり、安眠できなくなります。血糖値が上昇していき、悪化の一途・・・・

 

   (´;ω;`)ウッ…

 

 

そして、就寝中に「疼痛3兄弟」が暴れ回ります。

「がおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」って(´・ω・`)

そして貴方はこう叫ぶでしょう。

「あっつっつつつつつ・・・・・(`;ω;´) 痛てーよ・・・」

そして、部屋の電気を点け、くすり箱を探すでしょう。 

「あれっ・・・何処だっけ・・・(´・ω・`) ボルタレン・・・」

「あたたたた・・・・痛てーよ(´;ω;`) 痛み止め、何処よ!」

あっ!痛み止め、もう無いじゃん・・・まじかよ・・・・・」

きゃああああああああああああああああああああああ ><

 

そして、この「疼痛3兄弟」に素手で、戦いを挑む事になるでしょう。

「疼痛3兄弟は高さ50m」もある、化け物です!


逃げろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(´;ω;`)ウッ…

「もう、しません(´・ω・`)許して・・・・」

誰に言っているか、さっぱり解りません。

朝の9時まで、ボッコボッコにされながら薬局が開くのをひたすら待つのであった・・・(´・ω・`)


まぁ、糖尿病になった時点で「禁酒」、神経障害・合併症になった時点で「禁煙」ですね(´・ω・`)

 

最後までご覧頂きまして、ありがとう御座いました。

 

 皆さんもご自愛ください。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 糖尿病性神経障害 チクチク | トップ | インスリン使用者の3分の1が“... »
最新の画像もっと見る

ブログ」カテゴリの最新記事