野良猫岡山の糖尿病・奮闘記

「膵外分泌疾患に伴う膵嚢胞手術後糖尿病発症治療12年目」のブログです。薬物療法と食事療法で頑張ってます。

エボラ 未承認薬使用死亡者(`;ω;´)

2014年08月13日 | ブログ

西アフリカでエボラ出血熱の患者が増え続けるなか、WHO=世界保 健機関は、安全性などが最終的に確認されていない未承認の薬の使用を、一定の条件の下で認める方針を明らかにしました。ただ、未承認の薬は、量が限られて いることから、どの患者に優先的に投与するかなどの課題が残っており、WHOでは議論を続けることにしています。

日本時間の12日夜、スイスのジュネーブで会見を開いたWHOのキーニー事務局長補は「この異例な 規模での感染拡大において、未承認の薬の使用は倫理にかなうという点で専門家の意見は一致している」と述べて、安全性などが最終的に確認されていない未承 認の薬の使用を一定の条件の下で認める方針を明らかにしました。
具体的には患者に薬のリスクなどを事前に説明したうえで本人の同意を得ることや、地元政府などの理解を得ることなどが必要だとしています。
また、実際に薬を投与した場合は、患者の容体の経過や薬の効果などのデータをすべて公表し、各国の研究機関や医療機関が共有できるようにすべきだとしています。
エボラ出血熱には安全性や有効性が確認された薬やワクチンがないことから、未承認の薬の提供を求める声が西アフリカの国々などから上がっていました。
ただ、使用が認められても、現時点では、未承認の薬の量は限られており、患者が増え続ける事態を食い止めることはできません。
さらに、どの患者に優先的に薬を投与するかについて基準を設ける必要があることから、WHOは今月末に改めて専門家の委員会を招集して議論するとしています。

治療薬やワクチンの開発状況

エボラ出血熱の治療薬やワクチンは、すでに一部の製薬会社などが開発していますが、安全性や有効性がまだ確認されていません。アメリカ のCDC=疾病対策センターによりますと、治療薬は、アメリカのカリフォルニア州やノースカロライナ州、それにカナダの製薬会社などが開発しています。ま たワクチンについては、アメリカのNIH=国立衛生研究所が、イギリスの製薬会社と開発しており、ことし秋にもワクチンの臨床試験を始めるとしているほ か、オランダの会社などの開発も支援しているとしています。カリフォルニア州の会社が開発する薬は、リベリアで感染したアメリカ人の患者2人に投与され効 果が出ていると伝えられていますが、同じ薬の投与を受けたスペイン人の患者は12日に死亡したということです。

未承認薬投与受けるも死亡

西アフリカのリベリアでエボラウイルスに感染し、スペインに帰国して治療を受けていた75歳の男性が12日、エボラ出血熱のため死亡し ました。この男性は、スペインの慈善団体のメンバーで、リベリアの首都モンロビアにある病院の運営責任者を務め、患者の対応にも当たっていましたが、エボ ラウイルスに感染したことが分かったのを受けて、今月7日に帰国し、首都マドリードの病院で治療を受けていました。
スペインの保健省によります と、男性は、帰国して2日後から、アメリカで患者2人に投与され効果が出ていると伝えられている未承認の薬の投与を受けていましたが、12日の朝に死亡し たということです。ヨーロッパではこの男性がエボラ出血熱でヨーロッパで死亡した初めての患者として大きく伝えられています。

投与された未承認薬とは

アメリカのCDC=疾病対策センターによりますと、カリフォルニア州の会社が開発している未承認の薬は、エボラウイルスのタンパク質に 作用し、体からウイルスを排除するよう免疫機能の働きを助けるものだということです。複数の海外メディアは、去年、行われた実験で、この未承認の薬をエボ ラウイルスに感染させ熱などの症状が出たサルに投与したところ43%が回復したと伝えています。ただ、この薬を開発している会社は、ホームページ上で「現在、用意できる薬の量はごく僅かだ」とコメントしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140813/k10013768781000.html

 

 

 

エボラウイルスが引き起こす急性感染症、「エボラ出血熱」がアフリカで猛威をふるっています。

現在、有効なワクチンや治療法はみつかっておらず、12日までに死者の数は千人を超えました。

世界中に脅威を与えているこのウイルスに効果があるかもしれないー。富山で生まれたインフルエンザ治療薬がいま世界から注目を集めています。

WHO=世界保健機関は12日までにエボラ出血熱の感染者数が1848人、死者数が1013人に達したと発表しました。

そんななか富山市では12日、医薬品研究の第一人者が集まったシンポジウムが開かれました。

記者「富山国際会議場では研究者による医薬品開発の発表が行われています」

富山化学工業薬理研究部、古田要介副部長「1990年の後半から高病原性のH5N1のインフルエンザが出て、非常に高い致死率を示しました」

富士フイルムグループの富山化学工業が開発したインフルエンザ治療薬「T‐705」、一般名は「ファビピラビル」です。

この薬は、ことし3月に厚生労働省から製造販売の承認を受けていて、12日のシンポジウムでは開発の中心メンバーで富山化学工業薬理研究部の古田要介副部長と富山大学医学部でウイルス学が専門の白木公康教授の2人が研究成果を発表しました。

富山大学医学部(ウイルス学)白木公康教授「新型インフルエンザが出てきて死亡率が高いような病気の時にはこれ(ファビピラビル)が非常に期待されている」

インフルエンザ治療薬「ファビピラビル」の開発には、およそ10年かかりました。タミフルやリレンザなどこれまでの治療薬と違い、ウイルスの細胞内で遺伝子の複製を阻害することで、ウイルスの増殖を防ぐという新しいメカニズムを持っています。

「遺伝子を複製させない」というこの特徴が、インフルエンザ以外の感染症の治療にも役立つ可能性が出てきました。

そしていま、世界中から大きな期待が寄せられているのが「エボラ出血熱」への治療です。

エボラ出血熱はエボラウイルスが引き起こす急性感染症で、感染者の血液などに接触することで感染し、発熱や下痢などを繰り返します。

重症化すると口などから出血し、50%から90%の確率で死にいたる病気ですが、有効なワクチンや治療法は見つかっていません。

こうしたなか、イギリスとドイツの研究チームがそれぞれ去年から今年にかけて発表した論文では、マウス実験でファビピラビルがエボラウイルスの増殖を抑制することに効果があったと報告。

そしていま、アメリカの製薬会社が「ファビピラビル」をエボラ出血熱の感染者の治療に使えるようアメリカの食品医薬品局と臨床試験に向けた準備を進めています。

富士フイルムはKNBの取材に対して「新薬の開発を通じて今後も医療の発展に貢献したい」とコメントしています。

http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=4474

おっかないから(`;ω;´) 早く・・・

富山化学工業さん、期待してるよ(`・ω・´)b

 

最後までご覧頂きまして、ありがとう御座いました。

 

 

 

 

 


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