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堂場瞬一『虚報』読後感想

2021年02月14日 |  小説 読書

令和3年2月14日(日) 

 

区の図書館から借りしていました、

堂場瞬一『虚報』完読いたしました。

 

新聞記者の日常物語

守りのミスと攻めのミス 若き記者に降りかかる迷いの一瞬

 

自殺サイトを見てビニール袋集団自殺がおきた。

サイト主催者の大学教授の記者会見をみた他の大学教授の見解が 文中に、

「『教唆』ですが、これは人に『自殺しよう』という気持ちを固めさせることです。

それによって本当に辞さるしてしまった場合に、自殺教唆が成立する。

ただし、殺人との線引きが非常にむずかしいですね。

脅迫的な言動で自殺させた場合は殺人になるわけですが、

脅迫的な言動そのものが、受け取る人によって重みが違うわけですから。

同時に、自殺の意味の分からない人に自殺の方法を教えた場合も殺人になります。

『幇助』ですが、分かりやすく言えば、

すでに自殺しようと決めた人に首吊り用のロープや睡眠薬を渡せば『幇助』と受け止られる。

自殺に手を貸したということですね。

『教唆』から一歩進んで、すでに自殺を決意している人を手助けしたという解釈です。

具体的に自殺方法を教えたと証明できれば、幇助は成立するでしょうね。

一歩進んでロープに首をかけるのを助けた、

あるいは、睡眠薬を飲ませたとなると、これは同意殺人になる」

微妙な問題だと、

 

 

作家 堂場瞬一は、新聞記者だったのですね。

 

海堂尊『チームバチスタの栄光』

心臓移植の代表手術である

バチスタ手術で起きた術中死から物語が始まる。

隠されたものは何?

『チームバチスタの栄光』

小気味よく一気に読み進んだ後の『虚構』は、

ずっしりと重くのしかかり 

気持ちのコントロールを難しくさせたのは何故。

 

 

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