令和4年2月2日(木)
市の図書館からお借りしていました、
井上荒野作『切羽へ』新潮社 完読
帯には、
第139回 直木賞受賞作 とあり
『切羽』(きりは)とは
それ以上先へは進めない場所
宿命の出会いに揺れる女と男を
綴密な筆にて描き切った哀愁あふれる恋愛小説
静かな島で、夫と穏やかで幸福な日々を送るセイの前に、
ある日、一人の男が現れる。
夫を深く愛していながら、どうしようもなくひかれゆくセイ
やがて二人は、これ以上は進めない場所へと向かっていく。
読み進むうちに、不思議な感覚を覚えました
この小説は、どこかうわべの流れだけで進んでいて
肝心の芯となるものは別にあるような気がするのだけれど
それは何だろう。
考え過ぎかな?
タイトルは『切羽へ』とある