令和3年4月17日(土)
朝から
春雨が庭の土を濡らします。
晴耕雨読
区の図書館からお借りしていました三冊完読です。
伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』は、
どなた様かのブログで知ったかと、
あらすじ
引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、
次は悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり、
「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。
彼の標的は――――たった一冊の広辞苑。
僕は訪問販売の口車に乗せられ、
危うく数十万円の教材を買いそうにになった実績を持っているが、
書店強盗は訪問販売と訳が違う。しかし決行の夜、
あろうことかモデルガンをもって、
書店の裏口に立ってしまったのだ!
四散した断片が描き出す物語の全体像は?
注目の気鋭による清冽なミステリー
・・・帯より・・・
文体も、現在と2年前を往来することで成り立ち、
繋がりを把握するまでに多少の戸惑いありの作品
ディランの「風に吹かれて」が聞こえる
ミステリー小説でした。