訪問日:令和4年6月12日(日)
出 発:阪神電車「春日野道駅」
到 着:阪急電車「春日野道駅」
私は訳あって「摂津国八十八ヶ所巡り」をしている。今日は81番札所の「聖徳院」にお参りすることにした。このお寺は神戸市中央区に所在するのだが、中央区は昭和55年12月、「生田区」と「葺合区」の合区によって誕生。聖徳院は旧葺合区にある。今日はお参りがてら旧葺合区のエリアを歩く。今も残る「葺合」の地名を巡りながら4つのアーケード商店街も訪ねてみた。
今日のスタートは阪神電車「春日野道駅」。「大阪梅田駅」から約35分(310円)。地下駅なので案内表示を頼りに「3番出口」を目指し、午前9時出発。
駅の上を走る中央幹線を東へ。すぐに中央幹線と浜手幹線が分岐する「春日野交差点」に出るので、浜手幹線を渡るため歩道橋へ向かう。おやっ。歩道橋に下には何だかレトロな交番が。
「春日野交番」。こういうのは建て替えられる前に撮っとかなければ。
歩道橋の先には「JR貨物臨港線廃線跡散歩道」。これは東海道本線から神戸港まで引き込まれていた貨物線跡。
平成15年12月に「神戸港駅」が廃止された後、廃線となったらしい。当時の線路が残され散策道となっている。
鉄道跡の散策道で浜手幹線を越える。
スロープを過ぎれば左に階段が見えてくるので下り、右に見える信号を渡って北に進んで行けば万代百貨店の前に出る。その手前を左折する。
突き当たり右には「筒井公園」。小さな公園だ。(午前9時14分)
公園の北端に「震災復旧記念植樹」と刻まれた石碑とサクラの木が。
公園を出て万代百貨店の北側を歩き、突き当たりを左に折れれば信号の向こうにJRと阪急電車のガードが見えるのでガードをくぐり、そのまま山手幹線も越える。
信号を渡り右へ進み、次の角を左に曲がれば「大日商店会」のアーケード前に出る。入ってみよう。
昭和の臭いがするな。
何かゾクゾクする。
狭いアーケードを進む。やっぱり昭和だ。
沖縄・奄美大島出身の人が多いのだろうか。
300mほどのアーケードを抜ければ右へ。国体道路と呼ばれる通りを渡り、春日野小学校横の坂道を上る。やっぱり坂道が多いな。
小学校を過ぎれば左に「春日野公園」が見えてくるが改修工事中のようだ。(午前9時30分)
南側の入口から入れば、北の端っこにサクラの記念樹と石碑が。やはり阪神淡路大震災では大きな被害を受けているんだな。「合掌」
春日野公園を出て北に進み、次の四つ辻を右に曲がれば「高野山真言宗聖徳院」の前に出る。まずは、今日の目的地だ。(午前9時34分)
由緒等は不詳であるが、弘法大師を御本尊とする81番札所でお参りをし、御朱印を授かる。
お参りを終え右へ。すぐの四つ角を左折して、すぐ前の信号を渡ってから右へ曲がる。
7~8分歩けば左前に見覚えのある建物が。そう「灘区編」で訪れた神戸文学館だ。
左に曲がる。この道は灘区と中央区(旧葺合区)の区境。前回はこの道を下ってきたが、今回は王子公園を右に見ながら坂道を上る。
王子公園が終わる手前左に「神戸市立葺合高等学校」。公共施設で今も残る「葺合」の地名。(午前10時)
葺合高校北側の道を西に進む。
坂道の向こうには「海が見えるぞ」
「労災病院前交差点」を越え、どんどん進んで行く。
いくつか四つ辻を越え、左から道が上がってくる三叉路に出れば左に曲がる。もし左にこの交番が見えれば行き過ぎだ。手前の三叉路まで戻ろう。
三叉路を下れば右にグランドが見えてくるので、その手前を右に曲がる。突き当たりを左に曲がれば「神戸市立葺合中学校」。2つ目の「葺合」だ。(午前10時17分)
そのまま葺合中学校前を進み、原田線という大通りに出れば右に曲がる。少し進めば右に「雲中小学校」。
明治6年開校。150年の歴史を有する古い学校だ。
そのまま進めば道は「生田川」に突き当たる。川沿いの公園には「連翼亭」という中国風の東屋が建つ。(午前10時28分)
生田川沿いの銘板を見れば、神戸市と中国・天津市との姉妹都市提携20周年を記念して、平成5年4月、天津市から贈呈されたそうだ。生田川上流に見える建物は、山陽新幹線新神戸駅。
その向かいには「神戸芸術センター」という立派な建物がそびえる。ここに旧葺合区役所があったらしい。
センター自体は民間運営になっているようだが、ここの6階に「神戸市立葺合文化センター」がある。3つ目の「葺合」だな。
「生田川公園」を下って行く。ここはサクラの季節になれば美しい。
子ども用の遊具に突き当たれば東側の道路に出て国体道路を左に曲がる。
1つ目信号角には「兵庫モスク」。前回、旧生田区を歩いた際、神戸ムスリムモスクを訪ねたが、ここにもモスクがあるんだな。
2つ目の信号を右折すれば左に「神若公園」。園内には消防団詰所がある。阪神淡路大震災を経験した神戸市消防局は、日本最強の消防チームだと思うが消防団もあるんだな。
そして目の前には「サンロードクニカ」のアーケード。2つ目のアーケードに入ってみよう。
100mほどの短い商店街だ。「クニカ」は「国香」という町名。
商店街を抜けて山手幹線を渡り、阪急とJRのガードをくぐる。
そこにもアーケードが。「大安亭市場」というらしい。「おおやすてい」と読む。(午前10時52分)
ここも昭和の臭いがするな。
神戸でも有名な商店街らしい。
賑やかだな。
250mのアーケードを抜けるとこの道は「旧西国街道」。角に石碑が建つ。
その先の中央幹線角には「兵庫県葺合警察署」。4つ目の「葺合」だ。(午前11時)
中央幹線を渡り、正面に「浄土真宗本願寺派専称寺」というお寺が見えれば、右の狭い路地へ進む。この道は「旧西国浜街道」らしい。街道を100mほど進み酒屋(たばこ屋?)がある四つ角を左へ。
突き当たりの小さな公園の中には「神戸市立葺合公民館」。5つ目の「葺合」だ。
公園前を右に阪神高速の高架を見ながら進んで行けば、自然と先ほどの専称寺に出るので、そのままカーブして行く。この道も旧西国浜街道。次の信号で大阪ガスの巨大なガスタンクが見えれば左に曲がる。
すぐに中央幹線に出るので信号を渡って右へ進む。2~3分歩けば左に「葺合郵便局」。民間や個人は別として、公共施設で「葺合」が残るのはこの6つくらいだろうか。(午前11時17分)
郵便局前の中央幹線地下が今日の出発点である阪神電車の春日野道駅なのだが、電車には乗らずそのまま進む。次の角を左に曲がれば最後のアーケード「春日野道商店街」が見える。
広々とした商店街だな。
結構、長いな。
鉄格子がはめられ、まさに町の「金庫」だな。
約400mの商店街を抜ければ正面にはJRと阪急のガード。今日このガードをくぐるのは3回目だ。
ガードから山手は「かすがの坂」と呼ばれるようだ。アーケードではなく歩道が有蓋式の商店街になっている。
ガードをくぐれば今日のゴールである阪急電車「春日野道駅」。午前11時28分到着。本日の歩紀「11324歩」(7.70km)。「大阪梅田駅」まで約35分(320円)。この駅も昭和な感じがする。
ここのホームは「神戸最強(狭)」かも。
今日はゴール後に昼食。今日の昼食は春日野道商店街にある「グリル近藤」。
「本日のランチ(700円)」を注文。
出 発:阪神電車「春日野道駅」
到 着:阪急電車「春日野道駅」
私は訳あって「摂津国八十八ヶ所巡り」をしている。今日は81番札所の「聖徳院」にお参りすることにした。このお寺は神戸市中央区に所在するのだが、中央区は昭和55年12月、「生田区」と「葺合区」の合区によって誕生。聖徳院は旧葺合区にある。今日はお参りがてら旧葺合区のエリアを歩く。今も残る「葺合」の地名を巡りながら4つのアーケード商店街も訪ねてみた。
今日のスタートは阪神電車「春日野道駅」。「大阪梅田駅」から約35分(310円)。地下駅なので案内表示を頼りに「3番出口」を目指し、午前9時出発。
駅の上を走る中央幹線を東へ。すぐに中央幹線と浜手幹線が分岐する「春日野交差点」に出るので、浜手幹線を渡るため歩道橋へ向かう。おやっ。歩道橋に下には何だかレトロな交番が。
「春日野交番」。こういうのは建て替えられる前に撮っとかなければ。
歩道橋の先には「JR貨物臨港線廃線跡散歩道」。これは東海道本線から神戸港まで引き込まれていた貨物線跡。
平成15年12月に「神戸港駅」が廃止された後、廃線となったらしい。当時の線路が残され散策道となっている。
鉄道跡の散策道で浜手幹線を越える。
スロープを過ぎれば左に階段が見えてくるので下り、右に見える信号を渡って北に進んで行けば万代百貨店の前に出る。その手前を左折する。
突き当たり右には「筒井公園」。小さな公園だ。(午前9時14分)
公園の北端に「震災復旧記念植樹」と刻まれた石碑とサクラの木が。
公園を出て万代百貨店の北側を歩き、突き当たりを左に折れれば信号の向こうにJRと阪急電車のガードが見えるのでガードをくぐり、そのまま山手幹線も越える。
信号を渡り右へ進み、次の角を左に曲がれば「大日商店会」のアーケード前に出る。入ってみよう。
昭和の臭いがするな。
何かゾクゾクする。
狭いアーケードを進む。やっぱり昭和だ。
沖縄・奄美大島出身の人が多いのだろうか。
300mほどのアーケードを抜ければ右へ。国体道路と呼ばれる通りを渡り、春日野小学校横の坂道を上る。やっぱり坂道が多いな。
小学校を過ぎれば左に「春日野公園」が見えてくるが改修工事中のようだ。(午前9時30分)
南側の入口から入れば、北の端っこにサクラの記念樹と石碑が。やはり阪神淡路大震災では大きな被害を受けているんだな。「合掌」
春日野公園を出て北に進み、次の四つ辻を右に曲がれば「高野山真言宗聖徳院」の前に出る。まずは、今日の目的地だ。(午前9時34分)
由緒等は不詳であるが、弘法大師を御本尊とする81番札所でお参りをし、御朱印を授かる。
お参りを終え右へ。すぐの四つ角を左折して、すぐ前の信号を渡ってから右へ曲がる。
7~8分歩けば左前に見覚えのある建物が。そう「灘区編」で訪れた神戸文学館だ。
左に曲がる。この道は灘区と中央区(旧葺合区)の区境。前回はこの道を下ってきたが、今回は王子公園を右に見ながら坂道を上る。
王子公園が終わる手前左に「神戸市立葺合高等学校」。公共施設で今も残る「葺合」の地名。(午前10時)
葺合高校北側の道を西に進む。
坂道の向こうには「海が見えるぞ」
「労災病院前交差点」を越え、どんどん進んで行く。
いくつか四つ辻を越え、左から道が上がってくる三叉路に出れば左に曲がる。もし左にこの交番が見えれば行き過ぎだ。手前の三叉路まで戻ろう。
三叉路を下れば右にグランドが見えてくるので、その手前を右に曲がる。突き当たりを左に曲がれば「神戸市立葺合中学校」。2つ目の「葺合」だ。(午前10時17分)
そのまま葺合中学校前を進み、原田線という大通りに出れば右に曲がる。少し進めば右に「雲中小学校」。
明治6年開校。150年の歴史を有する古い学校だ。
そのまま進めば道は「生田川」に突き当たる。川沿いの公園には「連翼亭」という中国風の東屋が建つ。(午前10時28分)
生田川沿いの銘板を見れば、神戸市と中国・天津市との姉妹都市提携20周年を記念して、平成5年4月、天津市から贈呈されたそうだ。生田川上流に見える建物は、山陽新幹線新神戸駅。
その向かいには「神戸芸術センター」という立派な建物がそびえる。ここに旧葺合区役所があったらしい。
センター自体は民間運営になっているようだが、ここの6階に「神戸市立葺合文化センター」がある。3つ目の「葺合」だな。
「生田川公園」を下って行く。ここはサクラの季節になれば美しい。
子ども用の遊具に突き当たれば東側の道路に出て国体道路を左に曲がる。
1つ目信号角には「兵庫モスク」。前回、旧生田区を歩いた際、神戸ムスリムモスクを訪ねたが、ここにもモスクがあるんだな。
2つ目の信号を右折すれば左に「神若公園」。園内には消防団詰所がある。阪神淡路大震災を経験した神戸市消防局は、日本最強の消防チームだと思うが消防団もあるんだな。
そして目の前には「サンロードクニカ」のアーケード。2つ目のアーケードに入ってみよう。
100mほどの短い商店街だ。「クニカ」は「国香」という町名。
商店街を抜けて山手幹線を渡り、阪急とJRのガードをくぐる。
そこにもアーケードが。「大安亭市場」というらしい。「おおやすてい」と読む。(午前10時52分)
ここも昭和の臭いがするな。
神戸でも有名な商店街らしい。
賑やかだな。
250mのアーケードを抜けるとこの道は「旧西国街道」。角に石碑が建つ。
その先の中央幹線角には「兵庫県葺合警察署」。4つ目の「葺合」だ。(午前11時)
中央幹線を渡り、正面に「浄土真宗本願寺派専称寺」というお寺が見えれば、右の狭い路地へ進む。この道は「旧西国浜街道」らしい。街道を100mほど進み酒屋(たばこ屋?)がある四つ角を左へ。
突き当たりの小さな公園の中には「神戸市立葺合公民館」。5つ目の「葺合」だ。
公園前を右に阪神高速の高架を見ながら進んで行けば、自然と先ほどの専称寺に出るので、そのままカーブして行く。この道も旧西国浜街道。次の信号で大阪ガスの巨大なガスタンクが見えれば左に曲がる。
すぐに中央幹線に出るので信号を渡って右へ進む。2~3分歩けば左に「葺合郵便局」。民間や個人は別として、公共施設で「葺合」が残るのはこの6つくらいだろうか。(午前11時17分)
郵便局前の中央幹線地下が今日の出発点である阪神電車の春日野道駅なのだが、電車には乗らずそのまま進む。次の角を左に曲がれば最後のアーケード「春日野道商店街」が見える。
広々とした商店街だな。
結構、長いな。
鉄格子がはめられ、まさに町の「金庫」だな。
約400mの商店街を抜ければ正面にはJRと阪急のガード。今日このガードをくぐるのは3回目だ。
ガードから山手は「かすがの坂」と呼ばれるようだ。アーケードではなく歩道が有蓋式の商店街になっている。
ガードをくぐれば今日のゴールである阪急電車「春日野道駅」。午前11時28分到着。本日の歩紀「11324歩」(7.70km)。「大阪梅田駅」まで約35分(320円)。この駅も昭和な感じがする。
ここのホームは「神戸最強(狭)」かも。
今日はゴール後に昼食。今日の昼食は春日野道商店街にある「グリル近藤」。
「本日のランチ(700円)」を注文。
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