★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

2010年の振り返り その4

2010-12-31 | Weblog
10月に入ってようやく暑さもおさまり、自然観察にはいい時期になりました。



浮島ヶ原自然公園では、シロバナサクラタデがきれいに咲いていました。



ミゾソバもますますきれいに咲きだしました。



アキノウナギツカミと一緒に、ピンクのお花畑になっていました。



イシミカワはきれいに実を色づかせていました。



西臼塚で、キノコも観察&採集しました。
おいしく食べました。



スッポンダケの幼体を初めて見ました。



まだフジアザミが残っていました。



ナツアカネも見られるようになりました。



ツグミがやってきて、秋もそろそろ終わり。11月です。



ピンクの濃いシロバナサクラタデが咲いていました。



野鳥観察の季節になってきました。
カワウは電信柱で一休み。

富士市の巨木観察にも行きました。



鵜無ヶ淵神明宮のシイ。貫禄がありました。



花がほとんど枯れてなくなってしまいましたが、ブタナはまだ元気。



東京に行って、ホンセイインコに会うこともできました。



12月になって、寒くなってきました。
日本生態学会の自然再生講習会に参加しました。今後の浮島ヶ原自然公園をどうしていくのか考える材料になりました。



野鳥にお近づきになれるチャンスもたくさんありました。
なにせ300ミリで撮っていますので、どれだけ近づけるかにかかっています。
ジョウビタキのメスは、だいぶ近くまで寄らせてくれました。



アオジもかわいい姿を見せてくれました。



アオサギにもかなり近づけました。



カワセミもじっくり見ることができました。



同じメスが何度も出てきてくれたようです。



かご抜け鳥、ソウシチョウにも会えました。

今年は、浮島ヶ原自然公園の公園ガイドを週末にやらせてもらったので、改めていろいろな動植物の名前を覚えたり、じっくり観察したりすることができました。
記録として写真を撮っていますが、かなりの枚数になっています。
後からさかのぼり更新もありましたが、1年間毎日のアップを自分に科してやってみました。

来年も、身近な自然に目を向けて見つけたものをアップしていきたいと思います。
来年も本ブログを、どうぞよろしくお願いします。

2010年の振り返り その3

2010-12-31 | Weblog
7月に入り、夏本番です。
今年は暑くなりましたね。



雨の丸火では、アズマヒキガエルがたくさん路上にいました。
なぜでしょうね。



浮島ヶ原自然公園では、ハンゲショウが白くなりヒメギスがたくさん出てくるようになりました。



ハラビロトンボが、なわばりをもつようになり、



「午後3時の花」ミズオトギリが、たくさん咲きました。



しばらく自生確認ができていなかったヒメナミキも確認されました。



絶滅危惧種のヒメハッカも開花。



アサマイチモンジが飛び、



コバネイナゴの赤ちゃんも登場。
昆虫が多く見られるようになりました。



滝川では、小学校のPTAでの清掃と自然観察会を行いました。



芦川村へ観察会に行き、ヤマオダマキをきれいに撮ることができました。
残念ながら目的のレンゲショウマは見られませんでした。

8月になると、かなり暑さが厳しくなりましたが、それでも自然観察。



ススキをかき分けてナンバンギセルを観察。



バリ島に旅行へ行き、現地からもブログ更新をしました。
こんな翅が真っ赤なトンボがいました。アカスジベッコウトンボの1種のようです。



モンキーフォレストでは、サルににらまれてしまいました。



早朝の散歩をしていたら、リスにも会いました。クリハラリスかな。



プルメリアがあちこちに咲いていて、さすが南国といった感じでした。



9月に入っても暑さは残っていましたね。
トノサマバッタも熱そうで、足を交互に地面から離していました。



バスハイクで富士山の奥庭から3合目まで歩きました。
コケのじゅうたんの中を歩きました。



まるでひまわりのような、アメリカセンダングサが咲いていました。



ミゾソバも咲き始めて、いよいよ秋です。



ウラナミシジミも出てきました。



ツルマメは実をつけていました。



ホシアサガオも咲いていました。

秋の動植物をたくさん観察することができました。

その4に続きます。

2010年の振り返り その2

2010-12-31 | Weblog
4月には、いよいよ浮島ヶ原自然公園が開園しました。



多くの方が開園時から訪れてくれました。



広見公園でタンポポ調査を行いました。



こんな茎の長いタンポポも見つけました。



ヌマエビの展示も浮島ヶ原自然公園でやりました。



5月に入って、公園でカワセミを確認しました。



準絶滅危惧種ギンイチモンジセセリを撮影することができました。
この後は会えずじまいでしたが…



カナヘビにも会いました。



アオモンイトトンボが出てきました。
トンボもたくさん見た1年でした。



元吉原の海岸で植物観察をしました。
ハマエンドウの実を食べてみました。

6月になると、様々な昆虫に会えました。



子どもたちが見つけてきたコガネムシ。



ツバメシジミもいました。



今年もチョウトンボに会えました。
この翅の色は、ハマりますね。



ライフワークの野ネズミ観察。
ヒメネズミに丸火で会えました。



ししどて学級では、子どもたちと雨上がりの森を歩いて自然観察をしました。



こんなカタツムリも見つけました。

春は多くの動植物を観察して、知識が広がったように思います。
その3に続きます。

2010年の振り返り その1

2010-12-31 | Weblog
2010年も、もうすぐ終わりです。
COP10もあり、国連生物多様性年でもありました。
個人的には、静岡県富士市に浮島ヶ原自然公園が開園し、その公園ガイドとして様々な動植物を観察し、たくさんの方々と関われた1年でした。

この1年間、ブログ「★進め!!野外探検隊★」で掲載した写真で振り返りをしてみたいと思います。

まずは1月。



春の七草を探していたら、チョウゲンボウの狩りを見ることができました。
やっぱり猛禽類はかっこいいですね。



まだ開園前で整備が進む浮島ヶ原自然公園では、モズをじっくり観察しました。



この冬に野鳥を覚えようと思ってあちこちで観察をしました。
田んぼではノスリを間近で見ることができました。



広見公園では、エナガやシジュウカラ、コゲラの群れを観察しました。



コゲラは、静かに追いかけながらの撮影でした。

2月には、西臼塚でアニマルトラッキングをしました。
一応講師でしたが、自分が夢中になって足跡探しをしていました(笑)



ホンドリスの足跡がくっきり残っていました。



森の中には、ニホンジカ。



雪の中で木の実をついばむウソもじっくり観察。



ぽつりぽつりと浮島ヶ原自然公園のヒキノカサが開花。



ノウルシも黄色になってきました。



公園にやってくるアオサギを間近で見ることもできました。

3月に入ると春の花が多く咲き始めます。
公園ガイド、というからには覚えねばと、片っ端から覚えていくことにしました。



コハコベが咲き、



ヒメオドリコソウも咲いています。



丸火自然公園では、シュンランをじっくり観察しました。
この質素に、ひっそりと咲くのがいいですね。愛好家が多いのも頷けます。



花弁の多いヒキノカサ、なんていうものも見つけました。

恒例のさった峠を、子どもたちと歩きました。



ヒメウズの小さな花や、



ホタルカズラの花を観察しました。



帰り道の魚屋さんの店頭で、水揚げされたばかりのアンコウを見せてもらいました。
すごい迫力ですね。

季節はいよいよ春まっさかりへ。
その2へ続きます。



赤富士がきれいです

2010-12-09 | Weblog
冬になって夕陽が赤くなってきました。
条件が良いと、富士山が赤く染まります。



寒くなって降り積もった雪が赤くなっていました。



山頂部のアップ。
かなり雪が厚くなっています。
4カ月前にあそこにいたのかと思うと、すごい変わりようだなと思います。

またこんなきれいな富士山が見られるといいなと思います。

日本生態学会 第2回自然再生講習会「河川・湿地の自然再生の理念と技術」に参加してきました

2010-12-05 | Weblog
静岡市のもくせい会館で開かれた日本生態学会第2回自然再生講習会に参加してきました。



麻機遊水池を始めとする河川や湿地の自然再生の取り組みが、どんな理念で行われているのか、それを勉強するためです。浮島ヶ原自然公園の今後の保全・再生にも参考になるかなと思って参加しました。



今日の講演の概略です。
やっぱり、人為的なかく乱が湿地の植物のためには必要なのだなということがわかりました。
実際にどんなプロセスで実行していくか考えなければならないわけですが。



ホールに用意された席がほぼ埋まるほどの参加者でした。
日本生態学会の主催なので、各地から参加者が集まっていました。

会場後方では、ポスターパネルによる展示発表もありました。
主に麻機遊水池での取り組みの発表です。



静岡北高校の生徒さんたちによる、ホテイアオイ抑制に関する研究発表。
大学生がやるような内容で、すごいなぁと思いながら聞きました。自分が高校生の時は、こんな難しいことなんて考えたこともなかったなぁ…。



麻機遊水池におけるミズアオイの生育環境の再生についてのパネルです。
最終的には人力によるかく乱を行っていました。
浮島ヶ原自然公園でもやってみる価値があると思いました。



さく葉標本もありました。
きれいに作ってありますね。



土中から見つかったオニバスの種子。
植物の種子が、いつか芽生える時を待ちながら土中で眠っているわけです。
この種子を生かして環境の再生を狙うわけです。



ここにはカヤネズミがいます。
浮島ヶ原自然公園にもいるといいなぁ…。いるはずなんだけどなぁ…。

約4時間の講習会でしたが、とても参考になる会でした。