御前崎に行ってきました。
主に貝拾いと磯の生き物観察です。
あちこちにできたタイドプール(潮だまり)では、アゴハゼが元気に泳いでいました。
じっとしたところで、カメラを水中に入れてパチリ。
なかなかかわいいですよね。
沼津港深海水族館で展示されていたラブカを見てきました。
といっても、水揚げされたときにはすでに死んでいたものです。
ニュースになった生きたラブカは、残念な結果だったようでした。またしても生きたラブカは見ることができませんでした。
でも、生のラブカは初なので、興味深く見てきました。
なかなかの面構えです。でも、水揚げから時間が経っているためか、生きている時とは異なる印象の顔です。
氷の上に、どーんと載せた展示の仕方も豪快でした。
おかげで、いろいろと触って確かめることができました。
口の中もじっくり見ることができました。
細かい歯がびっしり生えている様子がよく分かりましたよ。
有無瀬川の観察会で入ったヨシノボリ。
ヨシノボリは住む場所や形態でいくつかの種に分かれるとなっていますが、いまだ分類が確定していません。
なかなかややこしい魚ではあります。
このヨシノボリは、ほほに赤い線の模様があるので、シマヨシノボリですね。
アップで見ると、なかなかかわいい魚ではあります。
先日行われた滝川の水生生物調査。
地元の小学校のPTAが主催して長年続けている調査です。
そこで今年はたくさん採れたスミウキゴリ。ほとんどが若い個体でした。
第一背びれに黒斑のあるウキゴリに対して、スミウキゴリは黒斑がありません。
そこが見分けるポイントです。
顔のアップを撮ることができました。
こうしてみるとかわいいですね。
地元の川で毎年恒例の水生生物調査を行いました。
そこで見つかったアユカケ。
久しぶりに見ました。
なかなかいかつい顔をしています。
大きくなると魚を食べる獰猛な魚です。別名は「カマキリ」。確かに似合っていますね。
えらにトゲ状の突起があり、それでアユをひっかけると言われるので「アユカケ」という名がありますが、実際はきちんと確認されていないようですね。
アユカケは、環境省レッドリストで絶滅危惧II類、静岡県版レッドデータブックで準絶滅危惧の魚です。
この川でも、かつてはたくさんいたようですが、最近はほとんど見かけなくなりました。
いつまでもアユカケが住める川でありたいです。
湖底にたくさんハゼの仲間がいます。
これはヌマチチブ。頬の白い斑点が特徴です。
バーベキューの後に捨てられたのであろうサザエの貝殻。
ちゃっかり拝借して隠れ家にしていました。
顔を見上げると、蒼い湖水の中で泳ぎ回るオイカワを見ることができました。
本当は、もっと美しく群れていたんですが、自分が巻き上げた泥やらなんやらでまともに写すことができず・・・。
またリベンジしてみたいと思います。
実際に見ると、遙かに美しい光景なので、水中メガネのある方はぜひ見に行ってみてくださいね。
御前崎の潮だまりで、たくさん泳いでいた小魚。
アベハゼかなぁと思いますが、確信がもてません。どなたか詳しい方がいたら教えてください。
正面顔が、かわいい魚でした。
こんな赤ちゃんもいました。
今回は水面の上からの観察だったので、今度はきちんと採取して確かめてみたいと思います。
岩の穴から、ぴょこっと頭を出したのはナベカの子ども。
潮だまりに多く住むイソギンポの仲間です。
岩陰に隠れながら移動します。
ちょっと恥ずかしがり屋の魚です。
体の前半分は縞模様。
後ろ半分は、黄色の体とヒレです。
成魚のナベカもいましたが、尾ビレがひらひらしていて、黄色の羽衣のようでした。
岩の壁に張り付くようにしてじっとしている姿もよく見られました。
見ていて飽きない魚ですね。