★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

午後3時の花 ミズオトギリ

2012-06-30 | 自然観察(植物)

浮島ヶ原自然公園のミズオトギリがピンク色の花を咲かせました。
気がついたら、結構な数が咲いていました。



この花、午後2時30分を過ぎると開花します。
時計を持っているんじゃないかと思うくらい正確です。
なぜ、時間が分かるのでしょうね。



これから、午後の湿原を彩る花になっていきます。
ぜひ、午後に見に来てくださいね。

地上高30mからの空 by 空倶楽部

2012-06-29 | 空倶楽部

9のつく日は空倶楽部の活動日です。
今回は地上高30mからの空です。
曇り空でしたが、ちょっと青空も見えていました。



東側はちょっと厚い雲が。
見渡すと、雲もいろいろです。
本当は、この向こうに富士山が見えるはずでした。

で、これだけだと何の変哲もない高い場所からの空なんですが…
撮影した場所は、なんと。



はしご車の上からなんです。
ヘルメットをかぶり、ハーネスをつけ、命綱1本を手すりにつけて、一気に30mの高さまで上昇したんですね。



下にいる子どもたちは、当然米粒です。
自分の足先が写っていますが、実はちょっと膝が笑っていたのはここだけのハナシ(爆)

社会科見学で消防署に行ってきたんですね。
で、引率の先生がはしご車の展示で、乗ることができるんです。
実は、これで4回目だったりしますがwww

風も吹いていて、ちょっとスリルを感じながらの高所からの空見物でした。

静岡県富士市永田町 富士市消防本部中央消防署 から

PENTAX Optio W90 で撮影。

撮影日:2012/6/20 9:32

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『空倶楽部』参加要項

【空倶楽部部活動日時】
 毎月9日、19日、29日の20時迄にブログアップして下さい。
【タイトル名】
 タイトルに by空倶楽部を追記して下さい。
【掲載写真】
 空が映っている写真
 掲載枚数は制限無しです。
【文面】
 フリー
 但し掲載写真の撮った場所、月日、時間を記入お願いします。
【入部方法】
 発起人に入部希望のコメントして下さい。
【イベント・企画】
 発起人からブログにて告知いたします。

発起人:かず某さんchacha○さん

クサレダマの黄色が草原に映えています  with 8na8na-club

2012-06-28 | 8na8na-club

本日は「8na8na-club」の活動日です。
今回から参加させてもらいます。「8na8na-club」については、awaさんの「Dear to you」をご覧下さい。

浮島ヶ原自然公園の南側入口に咲くクサレダマ。
きれいに花を咲かせています。
(でも、先日の台風でちょっと痛んでしまいました)



オカトラノオやヌマトラノオと同じ仲間ですが、クサレダマは花がまばらな印象を受けます。
その分、1つ1つの花が大きくて華やかですね。
もっと花が増えてくると、黄色のお花畑ができると思います。


湿原の絶滅危惧種 ヒメナミキ

2012-06-27 | 自然観察(植物)

ヒメナミキの花が、浮島ヶ原自然公園で咲いています。
湿原に生えるタツナミソウの仲間です。小さくてかわいい花なので、注意して見ないと見逃してしまいますね。



アップにしてみました。
こんな形の花を「唇形花」といいます。
こんな花をつけるのは、シソ科の特徴。シソの仲間なんですね。



正面から。
なかなかおもしろい形です。

ヒメナミキは、田んぼのあぜなどに生え、まわりの植物にもたれかかるようにして成長します。
常に湿った所を好む田んぼの雑草です。
近年、田んぼが乾田化してきて、生育する場所が減っています。
そのため、環境省のランクはないですが、24の都府県で絶滅危惧種になっています。
静岡県では、絶滅危惧II類です。
目立たない植物ですが、いつまでも残っていくといいなと思います。

透明な鎧を着た虫!? by むし倶楽部

2012-06-26 | むし倶楽部

今日から、6のつく日に「むし倶楽部」を始めます。
6のつく日に、昆虫や小さな生き物「むし」の写真をアップしようという集まりです。
ゆるくやっていきますので、興味のある方はぜひご参加ください。

1回目は、透明の鎧を着ているかのように見える昆虫、ジンガサハムシです。
これを見つけると「なんだこりゃ!?」と思う方が多いですね。



なんでこんな姿になったのやら、と思います。
体は、光の当たり方で金色に光ります。なので、結構遠くからも目につきます。

ピンク色の花を咲かせているヒルガオの葉にいます。
野原でヒルガオを見つけたら、探してみてくださいね。

静岡県富士市中里 浮島ヶ原自然公園 から。

PENTAX Optio W90 
1cmマクロモード で撮影。

撮影日:2012/6/4 15:52

◇『むし倶楽部』参加要項

■活動日時■
 毎月6日、16日、26日の21時までにブログアップして下さい。

■タイトル名■
 記事のタイトルに byむし倶楽部を追記して下さい。

■掲載写真■
 昆虫をはじめとする、小さな生き物が写っている写真でお願いします。
 掲載枚数の制限はありません。
名前がわからなくてもかまいません。たぶん発起人が調べます。でも、わからないものはわからないですが。それでもOKです。

■文面■
 特に規定はありませんが、掲載した写真の撮った場所、月日、時間を記入してください。
 また、使用したカメラの機種やレンズ、露出やマクロの情報も書いていただけると、みなさんの参考になると思います。
また、発起人NOZOのブログ「進め!野外探検隊」(http://blog.goo.ne.jp/nozo_2/)へのリンクを記事に貼ってください。

■入部方法■
 発起人NOZOに入部希望のコメントをして下さい。

■イベント・企画■
 発起人のブログ「進め!野外探検隊」でお知らせします。

◇参加者◇
yopikoさん
awaさん
よしこさん
tanega島さん

飛び入り参加
てくっぺさん

今月の雑草倶楽部 - ピンクがきれいなママコノシリヌグイ

2012-06-25 | 雑草倶楽部

毎月25日は、雑草倶楽部の活動日です…って、自分が始めた「むし倶楽部」で頭がいっぱいで、すっかり忘れていました(笑)。
なので1日遅れのアップです。

今回は、ピンク色がきれいなママコノシリヌグイ。
名前は、日本の植物の中で1、2を争うひどさだと思いますが、花はきれいですよね。
やっぱり、継子はきれいで、ちょっと棘があるということなんでしょうかねぇ。
だからこそ、継母にとっては憎たらしいということでしょうか。
美しいものは妬まれるということなんでしょうね。



ちょうど花が開いている時期なので、虫もやってきていました。
それだけ虫にとっても魅力的な花なんでしょう。
でも、この棘はなかなかの鋭さですよねぇ…。

おっとっと。
お題を忘れるところでした。



富士市では、オオニワゼキショウばかりになっています。
もっとも、分類が確定していなくて、現在オオニワゼキショウにはきちんとした学名が無い状態です。この浮島ヶ原自然公園の展示でも「Sisyrinchium sp.」(ニワゼキショウ属の1種)としています。もしかしたら、これも「ニワゼキショウ」に入ってしまうかもしれませんね。
オオキンケイギクは、あまりにはびこっていて撮る気になれなく、ムシトリナデシコは、なぜか見かけないので割愛です。

部員さんのブログへは、サイドバーからどうぞ。
雑草の世界が待っていますよ。

富士山麓山の村の花 その2

2012-06-24 | 自然観察(植物)

森のなかで多く咲いていたクルマムグラ。
花が小さいです。



撮ることが、なかなか大変でした。
ただでさえ暗い森の中なので、カメラの設定をあれこれいじりながら撮影しました。



小さなムラサキケマンも、花をつけていました。



ところどころにクワガタソウも咲いていました。
シロカネソウもあるので、見分けづらかったです。



クワガタソウは、ゴマノハグサ科。
おなじみのオオイヌノフグリと同じ仲間です。
なので、形やおしべの形、花びらが似ていますね。

富士山麓山の村の花 その1

2012-06-24 | 自然観察(植物)

先日、富士山麓山の村で自然観察をしてきました。
そこで見つけた花たちを紹介します。
まずは、トキワハゼ。
道ばたにたくさんありました。



ツルシロカネソウも、林内に入ると多く見られました。



キケマンも花をつけていました。
花が少ないので、この黄色が目立ちます。

その2に続きます。

クマツヅラの仲間、4種が観察できます

2012-06-23 | 自然観察(植物)

今の時期の野原には、4種類のクマツヅラの仲間に出会えます。
まずは、クマツヅラ。
花は一番質素ですね。



逆に華やかなのが、ヤナギハナガサ。
こんもりと花が密集します。



ちょっと花が少なめなのがアレチハナガサ。
かなりの草丈になります。



一番園芸種に近い…というか、ほとんど園芸種のシュッコンバーベナ。
お花屋さんで売っていることもあります。

どれもVerbena属です。
つまりお花屋さんで売っている「バーベナ」は、この仲間なんですね。
クマツヅラ以外は、どれも帰化植物です。
花壇から逃げ出して、野原で勢力を増しているグループともいえそうです。

教室のツマグロヒョウモンが羽化しました

2012-06-22 | 自然観察(昆虫)

パンジーについている赤黒の幼虫。
だいたいが「毛虫~!!」とつぶされてしまいますが、それがツマグロヒョウモンの幼虫です。
学校の花壇のパンジーが処分されていたので、そこにいた幼虫とパンジーをもらい受けて教室で育ててみました。
すでに終齢幼虫だったので、ほどなくさなぎに。
これまたさなぎが、金色の突起があってきれいなんですよねー。
そのさなぎが、無事羽化していました。



翅がちょっと地味というか、ヒョウ紋なので「これってガ?」という声もちらほら。
れっきとしたヒョウモンチョウですが、「きれい~!」という子と「うーん」という子に分かれました。こればっかりは、個々の美的感覚だからしょうがないか。
自分はきれいなチョウだと思うんですが。



翅の裏面は、オレンジに黒紋。
「ヒョウモン」は、この模様からきた名前です。
このツマグロヒョウモンはオスでした。
メスが、名前の通り翅の先端が黒くなります。

さなぎは、あと2つ。
さて、今度はどちらかな?