★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

富士市の巨木 その4 -富士岡地蔵堂のイチョウ

2009-10-31 | 富士市の巨木
次は富士岡地蔵堂のイチョウです。


遠くからも大きいことがわかります。


近くで見ると、やはり太さが際だっています。



市教委による説明看板。



大きな気根(乳状下垂)が出ています。
これは、呼吸や吸湿、廃湿を行う根と同じ役割のもの。
これを「乳」に見立てて、これに触ると母乳の出が良くなる、といった御利益があるとされるイチョウの大木が全国各地にありますね。



中には、先端が切られたものも。
切り口を見ると、ちゃんと年輪状のものがあることがわかります。
ただ、木質ではなくデンプン質のかたまりのようです。



見上げるとヤツデが生えていました。
こうして共生しているんですね。

富士市の巨木 その2 -神谷神明宮のムクノキ

2009-10-29 | 富士市の巨木
次は神谷神明宮のムクノキです。


案内板にあるように、かなりの幹の太さですが…


裏側にまわってみると、満身創痍です。
かなり空洞化しており、まわりをギブスで固めてようやく立っています。
そうでもしないと倒れてしまうとのこと。


かなり枯死してしまっています。
何度か治療を受けていますが、年々進んでしまっているようです。
なんだか、私たちが高齢化して骨が弱ってしまうのと同じだなぁと感じました。


それでも「老兵は死なず」といったところでしょうか。
まだまだ倒れんよ、といった声が聞こえてきそうでした。

たまには化石も

2009-10-27 | 自然観察(生き物)
ということで有孔虫の化石。
顕微鏡で撮ってみました。


さらにアップ。
有孔虫は石灰質の殻をもつ原生生物です。まぁ、殻をもったアメーバのようなものといったところでしょうか。
海産で、殻が積もると石灰岩ができます。大量の産出するので示準化石として使われます。


別の有孔虫。
様々な形があります。

また今度紹介してみたいと思います。

クズの花

2009-10-26 | 自然観察(植物)
土手を覆ってしまうクズですが、こんな花を咲かせています。
この花を見ると、ああマメ科なんだなということがよくわかります。


なかなか鮮やかな花です。
この花を見ればきれいですが、植物そのものはすごい繁殖力で世界各地で問題になっています。

北米に導入されたら、水が合ってしまいあっという間に広がりました。
現在では、侵略的外来種として問題になっています。英名も、そのまま「(Japanese) kudzu」とつけられています。

蔓をかつては利用していたのが、現在は利用されなくなったのもこれほど増えてしまう原因なんでしょうね。

田宿川のカルガモ

2009-10-24 | 自然観察(鳥)
けっこうな数でした。
近くの小学校のプールで、今年からカルガモ対策で釣り糸を張ったため追い出されてしまったカルガモたちが流れてきているんですかね。

きれいな流れの上を悠々と泳いでいて、気持ちよさそうでした。


かなり近くまで平気で近寄ってきていました。
「なに撮ってんだよ」という目つきでしたが…

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村