しばらく前ですが、浮島ヶ原自然公園でボーイスカウトのビーバー隊の子どもたちと自然観察をしました。
その時に、ヨシにとまっていたシロスジカミキリを発見。
子どもたちとじっくり観察しました。
灰色の体に白い筋があるのが特徴です。
名前の由来もこの白い筋です。
かなり大きいカミキリムシで、幼虫の開けた穴で木が倒れてしまうほどです。
いい顔つきですね。
こんな大きいシロスジカミキリは、久しぶりに見ました。
子どもたちにとっては、興味津々です。
「さわりたーい!!」という声が多数でした。
「カミキリ」ならば、口で切れるのかなぁ?
その疑問を確かめようと、枯れた葉を口元に。
ぶちっと音を立てて噛み切りました。さすがカミキリムシだね、とみんなで納得できました。
大きな脚でしがみつくので、そのまま服にとまらせていたら、急に飛び立っていきました。
耳元だと、すごい羽音なんだなということが、よくわかりました。
これに似たカミキリがイチジクの木で見かけますよ
紙を切るより木を切るようですね
近くの家でイチジクが枯れましたよ
イチジクにとっては、最大の敵ですね。
実家にあるイチジクにも、よくゴマダラカミキリが来ていました。
この公園では、タチヤナギを食害しています。
ただ、視点を変えると森の更新に役だっているようですね。老木を倒して若木に成長するチャンスを与える役目があるそうです。