
セセリチョウが多くなってくる季節ですが、浮島ヶ原自然公園でギンイチモンジセセリの夏型に合うことができました。
昨年の5月に春型を初めて見たので、これで2度目。
夏型は初めてです。ずーっと探していましたが、なかなか会えなかったチョウです。

ひらひらと飛び回っていましたが、キツネノマゴにとまったところをじっくり撮ることができました。
春型と比べて、夏型は翅裏が淡いベージュ色になっていて、あまり「ギンイチモンジ」の模様が目立ちません。でも、翅表が黒っぽいので、飛んでいる姿はとてもきれいですね。
最大勢力のイチモンジセセリより一回り小さいので、かわいらしく感じます。
(前回見た春型は、こちら)

違うところでも飛んでいました。
1年以上探しても会えなかったのに、会える時は連続で会えてしまうものですね。
このギンイチモンジセセリは、環境省レッドリストで準絶滅危惧、静岡県版レッドデータブックで要注目種のチョウです。
全国でみると、山形県や愛媛県、高知県では、ほとんど見られなくなっていて、他の30の道府県でも数を減らしています。
公園内で、もっと数が増えるといいなと思います。
この形の蝶は素人の私でも馴染み深く感じますが、
もちろん目にしていたのは最大勢力のイチモンジセセリなんでしょうが。
なかなか会えない蝶なんですね!素晴らしい!!
絶滅から脱出して欲しいところです。
こうやって紹介いただけることも
素晴らしいです!(^o^)
県人としては残念な話ですね
見つけたら大切にしないといけませんね
今日のブログの動物
初め テンかと思ったんですが 顔がいたちみたいなんです
ネットでテンといたちの顔を比べてみると いたちかなぁと思いますが どうでしょうか
弟が冬にテンの写真を撮ったことがありまして
色が違うのは当然なんですが やはり顔が違うような気がしました
でも よく似ているのでわからないんです
夏型を見ると別のチョウみたいですよね。
自分も最初は違うセセリチョウかと思いました。
>JOKERさん
幼虫の食草がススキなどなので、それなりに増えることはできるチョウのようですね。ただ、普通はそこそこ標高の高いところにいるチョウらしく、海に近い浮島で見られるのは珍しいようです。
>喜サンタさん
詳しい原因までは調べていませんが、山形ではほとんど見られないようです。
イネ科の植物を幼虫が食べるので、農薬にやられてしまったんですかね。
>まこちゃん
一応、専門が小型哺乳類なので、根拠があってテンです。
理由は、そちらのブログに書きますね。
ギンイチモンジセセリは、他のセセリより小さくてかわいいチョウでしたよ。