浮島ヶ原自然公園の南側を通る国道1号線。
元々湿地帯で地盤が弱いので、盛り土をした上を通っています。
その法面に生えたススキをかき分けると、ナンバンギセルが今年も咲いていました。
花をアップにしてみました。
ちょっと艶めかしい雰囲気です。
名前の通り、煙管の形ですね。
ナンバンギセルは、ススキなどの根に寄生する植物です。
宿主が地中から吸収した養分を拝借して成長します。なので、ナンバンギセルが元気だと、宿主が枯れてしまうことがあるのだとか。この性質を利用して生物的除草をしようという研究もあります。
こんな性質が、独特の雰囲気を作りだしているのでしょうね。
どっしりとした ナンバンギセルですね
8/12に塩塚高原のオオナンバンギセルをUPしてありますので、覗いてください 他の花もあわせてスライドショウでご覧下さいネ
台風が直撃しそうですね。
浮島ヶ原自然公園の植物たちは大丈夫でしょうか。
気になっているのですが、なかなか訪問できません。
台風が去ると、少しは涼しくなるでしょうか?
焼津のサッポロビール工場のビオトープ園、行ってきました。
人工の公園で、雑草が生えてなくてちょっと物足りなかったのですが、緑が多く、なかなかステキでした。
>ちごゆり嘉子さん
こちらにもご来訪ありがとうございます。
今年は、ちょっと株数が少なかったですね。
オオナンバンギセルも見せてもらいますね。
>haruさん
直撃でした。
ヤナギが何本も倒れてしまいました。管理棟前のナンキンハゼも1本倒れてしまいましたよ。もう1本も傾いています。
公園の西側は、倒れたタチヤナギと、あふれた水で流されてきた枯れたヨシで木道が埋め尽くされているような状態です。
植物もちょっと枯れかけていますね。
海が近いので塩害もあると思います。巻き上げられた海水のしぶきがかかっていると思いますよ。
まぁ、ちょこちょこ雨が降っているので洗い流されて大丈夫だと思いますが。
タデ科一族はさすがに強くて、ナガバノウナギツカミ、アキノウナギツカミ、ミゾソバ、シロバナサクラタデは、ちゃんと花を咲かせていました。