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浮島ヶ原自然公園のクマツヅラ属を同定してみる その1

2010-06-06 | 自然観察(植物)
浮島ヶ原自然公園に生えているクマツヅラ属のハナガサ類3種類をきちんと同定してみました。

まずは、ヤナギハナガサと思われるもの。

花を見ると、「花冠筒部が萼筒の2倍以上」あって、「花穂の巾が5mm以下」がヤナギハナガサ。
花冠筒部は…ギリギリ2倍あるかな?
花穂は4~5mmでした。

次は葉。
「葉の基部が茎を抱き、葉表は細脈までへこみ、葉全体の形が太線形であまり弧にならない」のがヤナギハナガサ。



茎は抱いているようですね。



葉の基部が若干広がって茎を抱いています。

さらに茎。
「剛毛と腺毛と細軟毛が密生する」となっています。



太さの違う毛が密生しています。
決定的なのは、「茎が中空である」ことです。



きれいな中空でした。



したがって、これがヤナギハナガサということでいいようです。

その2はこちら
その3はこちら


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