釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

スクリューキャップ

2006年01月29日 19時31分52秒 | ワインの話
ソムリエがソムリエナイフを使ってコルクを抜く姿はたいそう格好よく、美しいものです。
私のことじゃありませんので、悪しからず。

ところが最近ではコルク栓を使わないスクリューキャップのワインが増えています。
スクリューキャップのワインなんってどうせ安物の国産ワインだなんって決め付けていませんか?
そんな固定観念は崩れ去ろうとしています。

あのニュージーランドの銘酒クラウディベイのソービニヨンブランも、オーストラリアのルーウィンのリースリングやシブリングスのソービニヨンブランなど、有名どころも白ワインを中心にスクリューキャップに変わってきています。
コルク栓がスクリューキャップに変わる理由は以前ゴンタのHPのコラムで書きましたのでここでは詳しく述べませんが、オーストラリアやニュージーランドの白ワインを中心にスクリューキャップに変わってきています。
その波はアメリカにも及び、さらに熟成を必要としない赤ワインにも使われだしています。
アメリカでは100ドル以上もする赤ワインに使われている例もあるそうです。
ゴンタでも昨年より白ワインではスクリューキャップのワインをグラスでお出ししています。
そしてとうとう赤ワインにもお目見えしました。

前のコラムではソムリエがスクリューキャップを開けるのは見たくないというようなことを書きましたが、そうも言ってられません。
現実としてソムリエがスクリューキャップを開けなければならない場面が登場しているのです。
大手ホテルでスクリューキャップのワインを排除していくのなら、クラウディベイも出せなくなってしまいます。
こうなったら、いかに美しくスクリューキャップを開けるかと言うテクニックもソムリエには必要になるのじゃないかと、お客さんとの話題に上りました。
ソムリエ協会でもそんな講習をするとかしないとか・・・・・。

今のところ私は独自の方法でスクリューキャップの美しい開け方を考案中です。(嘘)
コメント
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