釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

江戸文化歴史検定

2006年11月04日 19時46分30秒 | お散歩日記/東京地名の話
昨日、11月3日、「江戸文化歴史検定」なるものを受験してきました。
今回がはじめての試験で、初級に当たる3級と、中級の2級が実施されました。

実は店でお客さんとの会話から受験することになったのは3ヶ月ほど前。
それもいい気になって難しいほうの2級に申し込んでしまいました。
試験当日、西麻布二丁目は「太陽祭」。
それを放り投げての受験でものすごく力が入っていたんです・・・最初は。

ところがそれから、公式テキストなるものを買ってはみたものの、一度ざっと目を通しただけ。
最近の散歩もほとんど東京以外。
先週末には江戸東京博物館にでも行こうかと思ったけど、根っからの怠け者で断念。
でも、テキストをもう一度読もうと思ったのが三日前。
そんなときに限って、店もヒマじゃなく。
試験前日、太陽祭の準備が終わってから、約一時間テキストを飛ばし読み。
でも半分ほどで、眠くなって・・・・。

試験当日も、太陽祭の手順を留守番の皆さんにお願いして、一時間前に出発。
でも途中、太陽祭の各店舗をのぞいているうちに、シャンパーニュと焼酎でほろ酔い。
慌てて西麻布からタクシーで会場の青山学院大学へ。



青学の前はすごい人。
それも「江戸文化歴史検定」の紙袋を持った人がたくさん。
受験者にはお土産があるそうなので、たぶん午前中の3級の受験者で、2級も受ける人なのかな。
そういえば、検定のサイトに受験者1万を超え・・・・って書いてありました。
後で聞いたら3級は6800人も受験したようです。
若いミニスカートのお姉さんから、着物の女性、ジイサン、バアサンまですごくいろいろな人がいる。
まさに江戸ブーム、検定ブームを印象付けられました。

前日、模擬問題を友達に教えられてからあまりの難解さに、ほとんど諦めの境地に達していたのです。
さらに90分間で100問は一問一分以内で解答しなければならないということなど、非常に不安になっていたんです。
しかし、酒の力は怖いもの、受験教室の席に着席するころは、変な余裕がでてきちゃいました。



問題は三分の一ほどは、知っていたこと。
後の三分の一は考えれば、わかること。
残りの三分の一は当てずっぽうでした。

70点以上で合格で、自己採点では82点でした。
でも最初の一問目、間違えているし・・・・。

[1]
「火事と喧嘩は江戸の華」といわれるように、江戸は度々の火災に見舞われました。では明暦3年(1657)の大火を機に創設された消防組織は、つぎのうちどれでしょう?

い)大名火消
ろ)定火消
は)店火消
に)町火消

[54]
西洋文化にも関心が高く、進取の気性(問題用紙には気象って書いてあった。)富んだ水戸黄門こと徳川光圀。様々なものを口にした記録がありますが、次のうち、光圀が口にしたことのないものはどれでしょう?

い)ラーメン
ろ)握り寿司
は)餃子
に)納豆

[78]
現在でも使われている言い回しに「見当違い」があります。この「見当」という言葉は江戸時代に使われるようになりましたが、本来は何のことでしょう?

い)浮世絵版画の多色摺りのための目印
ろ)歌舞伎役者の舞台での立ち位置
は)迷子を探すための目印
に)地図を作製するための目印

まぁ、こんな問題が100問ありました。
みなさんはできるかな。



コメント
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