釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

懐かしい場所

2013年01月10日 23時00分23秒 | 演劇・演芸
昨日は前進座劇場の最後に立会いました。



最後の日は公演の千穐楽
表は幟が並んで華やかな雰囲気でした。

到着したときは、公演が始まっていて、いつものように劇場事務所で懐かしい方々と長々と話をして、芝居はモニターから流れてくる音を聞いていました。

三十年間の時の流れが本当に懐かしかった。

浦島太郎のようで、劇場の中に知った顔は少し、でも、最後の日に駆け付けた懐かしい顔にたくさん出会いました。

終演間近、三人吉三の火の見櫓の場の立ち回りの頃に、後ろの扉からそっと覗きに行くと、客席は満杯、後ろには報道陣がたくさん陣取っていました。

芝居が終わって、カーテンコールの挨拶、中村梅之助さんが登場して、感謝の言葉。
俳優さんが送り出しをする中、お客さんがいつまでも名残惜しそうにロビーに残っていました。

私の顔見知りの俳優さんに挨拶して、劇場内のレストランで知り合いと一献。
昔話に花が咲きました。
レストランのマスターとも久しぶりにお会い出来てよかったです。



昨日知ったのですが、エントランスの上にある劇団のエンブレムは、旧稽古場に飾られていたものだそうで、もう70年以上時を経たものだそうです。
新しい稽古場の玄関に早く飾られることを祈って止みません。

懐かしい場所から暗くなった吉祥寺の街中へと名残惜しく歩みを進めました。

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