超新星のステージが終了して、次はたぶんあのバンドです
ステージに運ばれてくる楽器に神経を集中します
まずキーボード(普通ぽいやつ)、そして要塞のごときキーボード(こんなん使ってるのは添ちゃんしかいないでしょ)、ギターもたくさん、木目調のドラムセットにコンガセットがお目見えした時には、すでに私のテンションは最高潮
思わず時計なんか見ちゃったりして。こういうイベントの時のスタレビの楽器チェンジの様子は、まるでF1のピットインみたいにスタッフ全員が全く無駄のナイ動きというか、とにかくキビキビしています。
できるだけお客さんをお待たせしない、みたいな心意気が伝わってくるんですよね
3番手に登場は、スターダストレビュー スタレビが3番手ってどんなイベントだってかんじですよね。
スタートはアメージング グレース
イベントでは、この曲を歌うことって多くないですか
好きだから聞けて嬉しいんですけど、欲を云えばゴスレビバージョンで聞きたかったな~なんちゃって。
もう2年前になってしまったんですね
2008年6月、大阪「中之島音楽特区」でのスタレビ×ゴスペラーズのコンサートを思い出します。
当時私は、大阪から三重に引っ越したばかりだったので、大阪であったコンサートに参加していました
そのステージで披露された11声による「アメージング グレース」の素晴らしさといったら、もう、スンバラシ~イ・ブラッボーだったんですよ
ところで、5日の要さん、声の調子がちょっと悪いみたいですが、大丈夫かしら
前日のリハーサルを頑張り過ぎた? それとも、その後のお食事会で盛り上がり過ぎた?
まあどっちでもいいのですが、段々調子があがってくることもありますからね~。
2曲目僕らの本能
声の調子もだけど、本日の歌詞もシッチャカメッチャカになってしまいました
いつもは「どこが本日の歌詞だったの?」って全然気づかない私ですが、そんな私でもシッカリわかってしまいました
しまいにはKANAME語(無茶苦茶語)で歌いだす始末です。
でも、慌てたり焦ったりしている要さんの姿を見れるなんて、美味しい~
これだから、ライブは楽しいのよね
3曲目は夢伝説(デンデンデンデンバージョン)
サイレンのようなロングトーン、バッチシ出ました
これで少しは落ち着いて、調子が出てくるかしら
この歌が終わってだったかなか~(記憶が・・・)、要さんのトークが始まりました。
ステージ前方は立ち席なんですが、立っている人たちに「どうする?立ってる?座ってもらってもいいんだけど」
優しいナァ~要さん でも、そこの人たちは座れないのよ。反対に後ろの方にいる私達は(シート組)、立ち上がりたくっても立てない。座っていなきゃだめなの
要さんの調子が変だったのは、MCの時間が取れなかったからかも~なんちゃって
でも、短い時間の中でもたくさんの【名言】が飛び出しました
名言その1~「超新星って奴等デカイな~。俺らが小さく見える。平均180cmって それから比べれば俺らは【超小っせ~】」
この【超小っせ~】は会場大受け、大爆笑の渦です
あとから登場のゴスペラーズから、いつアレ(超小っせ~)を考えていたんだろ。昨夜からだったらイヤだな(もしくは怖い)って言われていました。
そして、この後からのゴスのとセッション時にも【超小っせ~】を連発し、背も小さいが器も小ッせ~と益々自虐ネタで責めていました。
名言その2~ この後にお登紀さんやゴスが控えているんだけど、俺らがステージから下りなきゃお登紀さんもゴスも出られないんだよな。
ゴスのメンバーに引き摺り下ろされる要さんの姿を見てみたかった~。袖に消えるまでギターを引き続けている要さんが見たかった~って、私は要さんをどんな風に見ているんでしょうね。
要さんは、一応アーティストなんですけど でも時々、昭和の香りがするコメディアンにも見えちゃったりします。
この曲で知らないって云われたら諦めて、お登紀さんとゴスに後は任せる。
4曲目は木蘭の涙
ところが、この曲を歌いだして間もなく、天はにわかに暗くなり出し、冷たい風がピューと吹き、大粒の雨粒が落ちてきました
要さんのマイクが拾う風の音が、どことなく雷の音にも似ていてちょっと場内がざわつきます。
あわてて皆、雨具の用意をします。
私も素早く合羽を着込み、要さんの歌に集中。
座っていたシートがみるみる水浸しになってきたので、立ち上がりました。
雨のおかげで、やっと立ち上がって要さんのお姿が拝めたよ
雨にも動じず堂々と歌っているように見えた要さんですが、メンバーのコーラスが入るところで、歌詞が合わなかったところがありました
メンバーさんたちが、ハッっとなっているのが見えたような気がしたんですけど、気のせいかな~
名言その3~ 急に雨が降ってきて、空まで泣かせてしまったぜ
青空の下で聞く木蘭も一味違っていいなぁ~とは思いましたが、途中からの大粒の雨って、あまりにドラマティックじゃあ~りませんか
5曲目愛の歌
この曲を初めて聞いた人の方が多かったと思いますが、時間の都合上ほとんど練習時間が取れなかったのに、みんなで声を合わせて歌いました。
そして、ラスト・6曲目ははなんと、とつぜんFall In Love(ブートキャンプ付き)
みんなで、雨の中、合羽を着てのブートキャンプ。ガサガサとビニールが擦れる音や、巨大テルテル坊主が踊る姿は、ちょっと面白かったです
急に降り出した雨の中に佇む観客を気遣ってくれる要さん。
アナタのその優しさ、「惚れてまうやろ~」
楽器チェンジの時に、ステージ上に溜まった水を刷いていましたが、こちらから見えていた以上にステージに雨が降り注いでいたようです。
そんなこと微塵も出さずに、演奏を続けてくださり、一緒にブートキャンプをしたり、本当に本当に「ありがとう~~~」
本当はもっともっとスタレビのステージを楽しみたかったのですが、この後にもお楽しみが残っていたので、ステージを去るときもアッサリとバイバイしちゃいました
それって、スタレビにとってはどうだったんでしょうね? ちょっと寂しかったかな でも、このメンバーじゃ、ただでは済まないってみんな思っていたんですよ。
もちろん、前日にお登紀さんは呟いていましたし(リハ写真付で)、村上君もブログで公言していましたから。
ういません、まだまだ続きます。宜しければもう少しお付き合いくださいませませ
木蘭の涙/スターダスト・レビュー(ライブ)