トワイライト・アベニューのイントロ部分をアカペラでウットリしながら聞き入っていました
いよいよ歌ってところで、要さん登場
もちろん、後ろからマイクを持ったご本人登場ではなく、コント仕立てでの登場です
ここからの要さんとゴスペラーズのトークが長いったら長い
オバチャン、ちょっと座りたくなりましたよ
コンサートの終了時間がしっかり決っていたようなので、たぶん時間を気にしていたんでしょうね。要さんのマシンガントークが冴える・飛ばす いきなりのトップギアに追いつけませ~ン
トークの内容は順不同ですが、思い出せるだけ搾り出してみます。話の辻褄があわないですが、ご容赦を
この曲は聞き覚えがある 俺の知ってる曲だ。俺らの曲じゃないのか
に対して村上君が
「いや、トワイライトのイントロから知床旅情を歌おうとしてたんです」
いやいや、いくらなんでも知床旅情は無理でしょう
せっかくだから一緒にやろう
ゴスの村上から「ポイントグリーンに出て」って電話を貰った時、「一緒に何かやらせてくれるのならいいよ
」って返事をしたんだ。
こういうイベントは1組づつやるだけだから、俺らのコンサートは話が長いのでいつも3時間コース(ちなみにゴスは2時間50分だそうです。先輩を立てて謙遜しましたね。)
だからMCが物足りないのよ だからコラボとかさせてもらえると時間が取れて話が出来て嬉しいんだよね
「スタレビはスーパーバンドです」って散々持ち上げられ、そこまで云われたら嫌味にしか聞こえないと要さん。
確か、世話になったとかそういう事は、中之島ではココだけで言わないで広く世間にも云ってくれって要さん、云ってた様な。。。
長くやっていると、その間に1度くらい紅白に出たりとか、ビッグヒットが出たりとか。スキャンダルで世間を騒がせたりとかあるけど、俺ら何もないもの
お前らはいいよな。俺らはずっと水面下よ。
要さんの大好きな自虐ネタでゴスを困らせます。どうフォローしていいかわからないもんね、本当だから。
でもね、スタレビにはビッグヒットは少ないかもしれないけど、ライブヒットというか、ライブ鉄板曲は豊富でっせ
スタレビメンバーとゴスメンバー、合計11人で一緒に歌おう
てっきり、トワイライトだと思っていましたよ。とっころが~
要さんが合図をしたら一瞬の静寂のあとに、スタレビは永遠に のイントロをアカペラで歌いだしました
私、ゴスペラーズは好きですが、コンサートはあまり参加したことがありまっせん。だからよくわからないのですが、永遠に のアカペラって初めて聞きました
まさに鳥肌・身震い
2008年、中之島特区でコラボをしたのが6月、そしてスタレビ冬ツアー「暮れの元気なご挨拶」でも披露してくれたのが
永遠に でしたが、どちらもバンドバージョンでした。
酒井さん、思わず正座。北山君も固まってしまいました。
同じ事をしないスタレビとは思っていましたが、こうきたかって感服です
曲の後半は、ゴスのメンバーも加わっての超豪華な、超分厚い永遠に になりました。
いつもはキーボードが邪魔でよく見えない添ちゃんが、とても伸び伸びと歌い上げていたのが私的にツボでした
要さんは、若い人の力を引き上げるのがとても上手なんですが、この日もゴスペラーズを一段高い所まで引き上げてくれた感じ
黒ポンも今まで見た事がない景色を見たみたいな、とっても遠くまで飛んで飛んでみたいな歌でした。
要さんより「安岡~、オマエ話が長いんだよ オマエの話が長いから俺は野菜しか食べられなかった
」
リハーサル後の夕食の時に、安岡君は要さんの前に来てずっとしゃべり続けていたそうです。「オマエの身の上話とかまで聞かされたよ。オマエも苦労したんだな」
あの要さんに喋る隙を与えなかった安岡君、あんたはエライ。でもたぶん、本番の要さんの歌がグダグダになったのは、要さんんが喋り足りなかったせいだと思います。
*ゴスのメンバーは安岡君の話が長いので、こういう時は安岡君と一緒にならないそうです
ちなみに、安岡君に要さんがつかまり、北山君と酒井さんが登紀子さんい心を奪われていた頃、黒ポンと村上君はVOHさんにお肉を焼いてもらって、まるでヒナのようにパクパク食べていたそうです。
早稲田のアカペラサークルSCSの15周年のお祝いコメントをスタレビにお願いした所、わざわざアカペラ演奏をしてくれたですよ~に対して、要さんの真相は「話は長くて終わらないから歌ったんだ。俺にとって歌は句読点だ。」
スタレビのアカペラアルバム「CHARMING」をずっとカバーしていたという話から、黒ポン+酒井さんのバンド(黒沢バンド、略して黒バン)の一番はトワイライト・アベニューだった
要さんより「トワイライト、あげる
」
「お前らが歌ってくれたほうが世の中に広まるから広めてくれ!俺らは元歌を歌っているバンドで何年も暮らせる。お前をこの歌のプロモーション担当に任命する」
「歌が勝手に一人歩きするって事あるだろ。それに期待してるんだけどな。ちょっとそんな感じになっても、すぐ帰ってきてしまう町内1周とかして終わってしまう」
等々、等々、要さんのおしゃべりが延々と続くので、何度も黒ポンから「そろそろ句読点、句読点」と云われていましたが、それこそ要さんのおしゃべりはグルグル、グルグル廻ってちっとも帰ってくる気配がありません
お客さんは勿論ですが、ステージ上でも素になって大笑いしているのは、これも一体感ですね。
それにしても1対5(要対ゴスペラーズ)、おしゃべり上手、仕切り上手のゴスペラーズ、安岡君も要さんの前では赤子も同然でした。
やっとこさ、はじまったトワイライト・アベニュー
あまりの見事さに、なんとか映像or音源を残せない物かって真剣に思いました。
よく言えば立体的、悪く言えばスカスカのゴスペラーズのハーモニーの隙間をスタレビのハーモニーがピタピタと埋めていく感じ。
ボーカル対決・勝負のようなガチンコセッションではなく、とにかく音楽に身を委ねる気持ちよさ、音楽に包み込まれるみたいな感覚。とにかく最高でした
思い出を書くだけでもクタクタになってしまったのですが、実は見ていてもクタクタになりました
気持ちはなんですが、盛り上がりすぎてフィナーレのような気がしてきて。。。
でも、ここからまだゴストキとゴスペラーズのステージがありました。
もう、覚えているトークはないのですが、残りの部分はまた明日ってことで。
私、だいぶんウソついてるかもしれません。何だかこうしていても、あの時のことって夢だったような気がして仕方がないんですよね
~~~ 追記 ~~~
ゴスペラーズ、村上君のブログ「てつブロ」に山中湖の感想がありました。
その中に「スタレビさんのハーモニーは分厚い! バンドとしてかいてきた汗の量が違う」という一文がありました。
私としては、どんな誉め言葉より「バンドとしてかいてきた汗の量が違う」と表してくれたのが嬉しいです
ちなみに、汗の量だけでなく飛ばしてきた唾の量も違う!と思っています。
どんなコンディションでも、その時できることを全力でやる!私はそんなスタレビが好きです。
そして、私の好きな人たちはみんな、そんな感じの人たちだな~って改めて思っています。