ウチの近所でよく見かけるこの花。なんだろなぁ~って思っていました。
道端や庭先、ツツジと一緒に仲良く咲いていたりね(見事な寄せ植え状態の所もあります)
白くてカワイイようでて、どこか気持ち悪いような
キモカワイイとは、またちょっと別の感じがします。
それにしても、至る所で見かけるのだけど、私は初めてお目にかかる花なのよ。
sUnさんにも聞いたけど「知らない」って言われちゃったし、調べてみることに
調べるのは面倒くさいって思ったんだけど、答は簡単にわかりました。
なんと、コレは「ドクダミ」でした
ドクダミ茶とかの、あのドクダミです。
へぇ~、ドクダミってこんな花が咲くんだね。
義母のスザンヌはドクダミ茶とかエゾウコギ茶とか、健康茶が大好きです。
今はたくさん薬を飲んでいるので、お茶はやめて白湯にしてますが。
健康茶を飲んでいた時と、白湯だけにした今とでは、別に健康上変わったところはないようなんですけどネ。
ドクダミは「十種の効能があるので十薬」とも呼ばれて、擦り傷や化膿の薬としてや、高い利尿作用とかもあるとのことです。
そういえば長男・イチローの幼稚園の担任はおばあちゃん先生だったんだけど、転ぶとオオバコの葉っぱを揉んでつけてくれていたっけ
ひょっとしたらドクダミの葉っぱもそんな風に使われていたのかも~。
この辺りは昔の風情がそのままのお家とかがあって、そういえばそこのお家の木は全て何らかの薬用植物だったりします。
もちろん、果実とか食用の木もあるのですが、「綺麗な花が咲いてるナァ~」って眺めていた木にも、ちゃんと役目があったりするわけです。
そうそう、不思議な花が咲いてその後に実が着きだした木があって、調べてみると「ガマズミ」という木でした。
この実は秋には赤く色付いて、果実酒とかにもするらしいです。
でも、実を食すだけでなく、幹は鎌などの柄になり、枝は折れにくいので縄の代わりになったりと、一人で(1本で)何役も果たしていたみたいです。エライねぇ~。
こうしてみると、昔の人の生活の智恵に驚きます
そしてつい、いつもの妄想。この辺りの人はこんな風に暮らしていたのかな~なんて想像してしまいます。
けっして昔の人の生活に戻りたいとは思いませんが、意外に現代人より昔の人の方が賢かったんじゃないかなんて思ったり。
便利さの代償に失ったものがあるとしたら「その智恵、もったいなかった」なんちゃって。
それにしても、私、ブログを始めてからでも既に何度「初めて見ました」とか「初めて知りました」なんて云っているのでしょう。
もう人生の半分以上を過ぎたオバチャンのくせに、何にも知らなくて恥かしいったらありゃしない。
もしも、地球に一大事が起きてサバイバル生活になったら、真っ先に私みたいなのは脱落しちゃうんだろな。
まぁ、ウチには野生的なsUnさんがいるから大丈夫なような気もするけど、sUnさんも最近は歳だからなぁ~。