細坪基佳 SOLO 20th anniversary LIVE Towards the rainbow~未だ路の途上~@横浜赤レンガ倉庫
ここまで、ずっと読み続けてくださった皆様、やっとアンコールです。今回で、完結しますので、もう少しお付き合い下さいね。
盛大の拍手の元、本編が終了しました。もちろん、コンサートはこれでは終わりません。
みんな、アンコールを求める拍手へ
おっとーーー、ここでもアンコールを求める拍手がバラバラ、なかなか一つにまとまりません
「アン コー ル アン コー ル」のリズムではなく、早打ちの拍手で坪さんの再登場を待ちます。
再登場された3人さんは、この日お披露目された ツボTに着替えていました
坪さんの、この日「ヨコハマ」を意識した真っ白な衣装も素敵だったんですけど、あっ、暑い暑いと言いながらジャケットはお脱ぎになりませんでしたよ。
ジャケットを脱ぐとね、体操のひろみちお兄さんの様な、ラジオ体操の役員さんのようになってしまいますからね
スーツ姿の坪さんも素敵ですが、Tシャツ姿は見慣れた姿で、目のやり場に困るってことはないです。
グリーンTシャツのツルさん、ショッキングピンクのツボさん、オレンジTシャツの久保田さん。
ステージでは、3人の大人の男がゴニョゴニヨ、なにしんのさーーー??って思ったら、3人のTシャツの色が信号みたいって思ったツボさんが、青黄赤の順に自分たちも並びたかったようです。
というわけで、改めまして、久保田さんを真ん中に、ツルさん・久保田さん・坪さんで、ご挨拶
「ツルツボクボ」の3人が集まると披露される思い出風来坊師 先ほど、この曲で、ツルさんと久保田さんの美声をお聞かせいただいたのですが、ツボさん曰く:「2人のボーカルに磨きがかかり、更に8小節づつ歌い継ぎます」とのこと
果て、何を歌ってくださるのかしら
ちょっとチューニングするから、場を繋いでいてとバトンを渡された久保田さん。
今まででしたら、動揺してしどろもどろになっていたと思うのですが、この日の久保田さんは違いました。
「星の話なのですが・・・」 待ってましたペルセウス流星群の話ですね、ダンナ
「8月になるとペルセウス流星群といって、流れ星が見れます。あれっ、いつだったかな?だいたい1週間くらいの間、見ることができますので、そのどこかで見てください。。。」 ダンナ~、そりゃあないぜ 8月のどの1週間を注意すればいいんだい
久保田先生が教えて下さらなかったので、私の方から補足させていただきます。
真夏の天体ショーペルセウス座流星群の極大日は、ズバリ8月12日 21時です
12日~13日は、お月様が細い三日月となり、月明かりに邪魔されず、流れ星の観察をするにはバッチリの空模様です
北東の空にWのカシオペア座を見つけて、そこを目印に見ると良いですよ。
それと、極大日は12日の21時ですが、21時だとペルセウス座は地平線から上ったばかりなので、私のオススメは23時~です
久保田さんのお話が、あまり膨らまなかったので、ツルさんのお話へ
ツルさんは、9月にまた韓国へ行くんでしょ? 「ええ、9/8,9/9に済州島でコンサートがあります。よろしかったら。それと8/11には夏祭りをします」
またまた補足しますと、9/8,9/9は、済州島での「ヒーリングフェスティバル」に参加、そして8/11は東中野の驢馬駱駝にての「二人のシェフと三人の音楽家によるコラボレーション 番外編 THE 夏祭り!」だそうです。
坪さんは、そのお話を聞いて「破竹の勢いだね~」(8日と9日に掛けてだったのかもしれませんが、見事に滑りました)
それではチューニングも済んで、準備OKとなったところで「ワン ツー さん ワン ツーさん」のカウントで始まった曲は、歳時記
坪さんの一番新しいオリジナルアルバム『思い出は風の中に』に収録されている曲でございます。
この曲も、私は大好き やっぱり私は3拍子の曲が好きみたいね。大好きなんだけど、なかなかステージでのお披露目がなかった曲でございます。
ツルさん→坪さん→3人で→坪さん→久保田さん みたいな感じで歌い回ししました。
ツルさんと久保田さんの甘い歌い声を堪能と言いたいのですが、ツルさんの音程がかなりオットット
この曲、つぼさんでも音程が危なっかしい感じの曲ですからね。急遽歌う羽目になったツルさん、ひょっとしたらメロディーを覚えきれなかったのかしら?
私の感想で言うと、一番完璧な音程だったのは、久保田さん でも、アレッと思う音程も味にしてしまうのが坪さんです。
3拍子の曲中のツルさんのバイオリンは、絶品でございます。
この曲の歌詞で「ゆるやかに老いる事誇らしく思える」とあるのですが
俺も今年、60になるんだけど、若いという事と若作りと違うんだよね
確かにショッキングピンクのTシャツに5分丈のダボパンの坪さんの格好。こ~んな格好してる60才はいませんよね
ハッキリ言います。ステージから遠くから見るこの格好の坪さんはカワイイけど、近くから見ると、やっぱり痛いです
私もね、最近思います。50歳に見えないわ!より、若々しい50歳ネって言われたいってね。
なんか、せっかく色々と経験してきたのにさ、まだ経験足らずの人と一緒にされるのもね、この顔の皺も、美しい年輪に見えるようになりたいわ~というのが、今の私の理想です。
せっかくの50代、60代を楽しまなくっちゃね だってね、30代40代は経験済みだけど、これからのことは未知の世界なんだよ。なんちゃって
この曲の歌詞の中に、もう一つ「何のために生きるのか ちいさな人生に君が意味をくれた」とあります。
そう、私のチッポケな人生の中にも辛いことや逃げ出しことがあって、人生を投げ出したこともあって、でも「この笑顔に会うために私は生まれてきたのかも」「この瞬間のために、私が生まれたのかも」なんてことがあってね。
私の人生に意味は、私自身の中ではなく、他人とのかかわりの中に意味が隠されているのかも・・・なんて思ったりもします。
だから、自分が生まれてきた意味なんて、過去に思い当たらない人はこれからに、ひょっとしたらこれからが自分の死んだ後っていう芸術家もいますから、取りあえず天寿を全うしなければならないのだな、なんて思ったりもしてます。
話が、コンサートからかなりかけ離れてしまいましたね もとに戻ります。
アンコール2曲目は、白い帆を上げて
この曲も素敵なアカペラから始まりました
と、思ったら、「いま、%&$って歌わなかった?」って歌を止めてしまった坪さん
ツルさんか久保田さんが、歌詞を間違ったようです。久保田さんは、「ボク、違います」って顔をしてましたので、犯人は、ひょっとしてツルさん
ツルさん、ちょっとお疲れ気味だったのかしらね。歌い直しの2回目は、バッチリ決まっていましたよ
この曲の歌詞では、二人なだらかな坂をのぼる 人生という坂をのぼる ってあるのですが、坂を上って、いつ下りるんだろう?ってつい考えちゃいます。
坂を上るのは辛いですが、下りはピューーンって爽快ですよ。自転車での話ですけどね。
いつもなら、もう1~2曲うたってもらえるはずなのですが、何せこの日は後ろにKONISIKIさんのステージが控えていましたからね。
客電がついて、終演のアナウンスに素直に従う私たち。だってオトナですもの
同じ神奈川県といえども、鎌倉とはまた一味も二味も違う横浜のステージ
どうやら赤レンガ倉庫ホールでのシード権を獲得したとかしないとか。
来年も、またここで坪さんに会えたらいいな~と思いました。
ふきのとうの楽曲の中には、地名が入ったご当地ソングがあって、その歌を歌ってくれると、とってもテンション上がるのですが
そういう意味では、「足を延ばして横浜」の僕の可愛いお嬢さん は、この場所でこの歌を最高の気分だったんですよ。
でもね、そんな気持ちを独り占めはいけないような気がして来てね。
だって、この曲を聞いていた札幌時代、たしかに横浜でのデートに憧れていましたが、それとは別にこの曲、大好きでしたもの。
全国各地にいる僕の可愛いお嬢さん 大好きっこさんのためにもね、「足を伸ばして****」って横浜のところを変えると、全国各地で楽しめると思いませんか?
な~んてね、とっても素敵なコンサートだったので、少しでもお裾分けできないかなって考えたんですわ、私
もちろん、その場所でしか聞けない曲っていう限定曲も良いですよね
ながながとおしゃべりしてきましたが、今回の横浜赤レンガ倉庫でのライブレポも、これでお終いです。
暑い暑いと汗かきかき炎天下のところを集結するのは、とっても大変だけど、コンサート終了後、外へ出た時の夜風が、殊の外気持ちが良いです。
すこしづつ、夜の帳が降りて、夜景が煌めいているのを見ながらの帰り道は、コンサートの思い出をキラキラ彩ってくれます。
来年、もしもここでコンサートがありましたら、是非お出かけくださいね
それと・・・・お知らせです
8月11日(土) 開演19時 北海道・深川市文化交流ホール
8月18日(土) 開演16時半 名古屋 今池ガスホール
8月19日(日) 開演12時 信州フォークフェスタ
それから、9月は盛岡、東京、大阪、岡山 10月は九州、仙台、白河、沖縄、島々 などなど、各地でライブが予定されています。
名古屋は、いままでのライブハウスから小さいながらもホールでのコンサートになりました。
どうぞ、みなさんお誘いあわせの上、つぼさんのコンサートにお集まりくださーい。坪さんの歌を知らない人でも、きっと楽しめますよ。だって半分近くがトークですもの