立命館大食マネジメント学部、近畿農政局、滋賀県、平和堂が連携して、滋賀県の認証「環境こだわり農産物」を受けている「多賀にんじん」の消費をPRする取り組みが12月9日、長浜市小堀町のアル・プラザ長浜で開かれた。
↑写真:中日新聞より
多賀ニンジン
滋賀県多賀町特産の「多賀にんじん」は、平和堂の店舗から出た野菜などの生ごみを堆肥にリサイクルし、生産者に無償で提供して栽培されている。
こうした循環型の取り組みを広く知ってもらおうと、平和堂と連携協定を結んでいる立命館大食マネジメント学部の学生たちがリサイクルの流れを取材し、近畿農政局が店頭で紹介する動画にした。
この日は、いずれも2年の小林佑羽(ゆう)さん、岩田真奈さん、足立乃愛(のあ)さん、遠藤那夏さんが法被姿で青果売り場に立ち、商品を手においしさをアピール。クッキングサポートコーナーでは、「多賀にんじん」を千切りにしてツナや卵と炒めた料理「人参(にんじん)シリシリ」の試食品を買い物客らに手渡した。
4人は「こうした取り組みをじかに伝える場所があるのは大事。それに対してリアクションを貰えることも嬉しい」と充実した表情で語った。
学生たちが店頭に立ったのはこの日のみだが、12月10日もアル・プラザ長浜、ビバシティ平和堂(彦根市)、アル・プラザ八日市(東近江市)、アル・プラザ近江八幡(近江八幡市)で「多賀にんじん」を販売した。
<中日新聞より>