滋賀県立八日市南高校の生徒が開く「八南レストラン」がこのほど、2日間限定でオープンした。同校で育てた食材を使った自慢のオリジナルメニューに市民が舌鼓を打った。
↑写真:滋賀報知新聞より
生徒たちが将来地域の担い手となるため、職業観や勤労観を育む高等学校産業人材育成プロジェクト事業の一環として毎年開かれている八南レストラン。今年で14回目を迎え、食品科の生徒自らがメニューを考案した地産地消の料理の数々は毎年好評で、今年も会場の八日市文化芸術会館内の欅堂に予約のあった市民113人が来店した。
今回のメニューのテーマは「レトロ喫茶」。同校の鶏卵をふんだんに使用した3つのソースで楽しめるオムライスをメインに、同校で栽培している政所茶の風味を生かしたシフォンケーキなどを提供した。調理や配膳も生徒で行い、お客さん一人一人に自慢のメニューを丁寧に説明していた。
家族とレストランに訪れた石橋皇さんは「まろやかで味がしっかりしていておいしい。八南ならではの食材が食べられて良かった」と笑顔を見せていた。
<滋賀報知新聞より>