競泳女子個人メドレーで2021年の東京五輪2冠の「大橋悠依」(28)=イトマン東進=が、9月の国民スポーツ大会(佐賀県)を最後に現役を引退する意向であることが、関係者への取材で分かった。
集大成の大会として臨んだ今夏のパリ五輪では200mのみに出場。準決勝で全体12位に終わり、目標の決勝進出を逃した。
滋賀県彦根市出身の大橋は草津東高から東洋大に進み、世界選手権は17年に200mで2位、19年に400mで3位となった。東京五輪では、日本の女子選手として初めて夏季五輪1大会で複数の金メダルを獲得した。
22年には、肖像権を自身で管理するプロ選手に転向。競泳女子では初めてだった。200m、400mとも日本記録を保持している。22年には中日体育賞を受賞した。
<記事・写真:中日新聞より>