”スローライフ滋賀” 

今年もまた「学力テスト」 滋賀県は英語を除き”9回連続で全国平均を下回る”

 4月に行われた「全国学力テスト」の結果が公表された。
それによると、賀県は、9回連続で小・中学校の国語・算数・数学)で全国平均を下回った。4年ぶりに行われた中学校の英語だけが平均を上回っている


↑写真:びわこ放送より

 「全国学力テスト」は文部科学省が子どもたちの学力を把握して授業の改善につなげることを目的に、全国の小学6年生と中学3年生を対象に毎年行っている。今年4月に行われた学力テストには滋賀県内324の小中学校などの児童生徒およそ2万4000人が参加した。

 今年は、小学校では国語と算数、中学校では国語と数学に加え4年ぶりに英語も行われた。滋賀県が、小中の国語・算数・数学で正答率が全国平良均を下回るのは9回連続


 ↑滋賀県の学力テスト平均正答率

 ▽小学国語66%(マイナス1・2ポイント)で34位
 ▽小学算数61%(マイナス1・5ポイント)で27位
 ▽中学国語67%(マイナス2・8ポイント)で43位(滋賀を含む4つの県が並んでワースト2位
 ▽中学数学50%(マイナス1ポイント)で22位

 全国平均との差は昨年と比べ、小学国語で1・4ポイント、小学算数で0・7ポイントとそれぞれ縮小、特に中学国語1・8ポイント、中学数学0・6ポイントとそれぞれ拡大した。

 一方、4年ぶりに実施された中学英語は正答率が46%で11位。平均を0・4ポイント上回った。前回19年は55%で平均より1ポイント低かった。
 英語は平均を上回っていることについて、滋賀県の福永教育長は、滋賀県では、2017年度から小学校に英語専門の教員を配置していることに触れ、「こういった、小学校での英語教育の充実が、中学校での英語の伸びに結び付いているのではないか」と説明した。「全国平均をまだ下回っている結果をしっかり受け止めて、できていない子どもが1人でもできるようになるよう、市や町と連携して改善していく必要がある」と話している。

 学習や生活を尋ねる「質問紙調査」では、授業以外で平日に1時間以上勉強する小学生は54・2%、中学生は62・5%でいずれも全国平均より低かった
 新型コロナウイルス禍前の2019年度と比べると、小学生で10.7ポイント、中学生で3.9ポイント減少。全国的にも割合は低下しており、滋賀県教委は「スマートフォンなどを使用する時間が長くなっている」との見解を示した。

滋賀県教育委員会は、今回の学力テストの結果を受けた市町の教育委員会との会議を8月に開く予定。

<中日新聞より>

ブログ筆者コメント
 今年もまた滋賀県の「学力テスト」結果が発表され、9年連続全国平均レベルより下回る記録を更新した。滋賀県教委の無能さと無気力は呆れるばかりである。毎年同様のコメントを発表して恥ずかしくないのだろうか。10年近く成果が出ないのはやり方が適切ではないと思わないのだろうか。
 滋賀県民もこの体たらくに慣れてしまっており不思議な県である。
滋賀県の公民教育では期待が持てず、子供たちの将来は今や自分たち個人で対策を打たないと守れないとの危機感がある。

過去ログ
2022年「全国学力テスト」 滋賀県は8回連続 全科目で全国平均を下回る
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/m/202207/1

「全国学力・学習状況調査」 滋賀県の小中学力全国平均下回る
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/54e98b244c9fa3f3f763d2aeaa12368d

<びわ湖放送、NHK大津、朝日新聞より>
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