滋賀県の「近江鉄道と信楽高原鉄道」の活性化に寄与する活動を行う個人や団体を対象にした「近江鉄道・信楽高原鉄道沿線盛り上げ活動」の表彰式が1日、東近江市で行われた。
↑写真:滋賀報知新聞より
最優秀賞に近江鉄道桜川駅を核にしたまちづくりに取り組む「櫻川驛活性化プロジェクトチーム」、
優秀賞に駅舎や沿線風景をヨシペンで描いたスケッチの作品展を市内各所で開いた「琵琶湖ヨシペンスケッチ同好会」が選ばれた。
式では「びわこ京阪奈線(仮称)鉄道建設期成同盟会」の主催者代表の小椋正清市長が、「アフターコロナで地方に目線が向けられ、沿線のすばらしさをPRしていかないといけない。継続により市民の関心も高まるので、今後の活動に期待している」とあいさつした。
「櫻川驛活性化プロジェクトチーム」(16人)は、駅舎の美化活動、地域住民の作品展示、地元児童やツアー客に鉄道・駅舎のガイドを行うほか、昨年は駅開設120周年を記念したイベントを開催し、住民の鉄道と駅への愛着を高めた。
「櫻川驛活性化プロジェクトチーム」の西田善美代表は「駅を利用する人だけでなく、ボランティア自身も駅に感謝し、楽しく活動を続けて行きたい」と語る。
「琵琶湖ヨシペンスケッチ同好会」(12人)は、沿線各駅と沿線風景を、ヨシペンを使った水彩で45点描いた。その作品展は、八日市駅や東近江市役所、東近江市内コミセンで開かれ、郷愁あふれるタッチは市民の関心を引いた。
「琵琶湖ヨシペンスケッチ同好会」の井上弘代表は「市民から近江鉄道に寄せられた思いを今後の活動の糧にしたい」と、喜びを語った。
このほか、優秀賞の貴生川地域自治振興会は甲賀市、愛荘町立愛知川幼稚園は愛荘町で、コロナ予防のため個別で表彰を受けた。
<滋賀報知新聞より>
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