データサイエンス分野で産学連携を推進するため、滋賀大学(滋賀県彦根市)は、半導体材料メーカー「SUMCO(サムコ)」(東京)と連携協定を締結した。
デジタル技術の浸透で社会を変革していく「デジタル・トランス・フォーメーション(DX)」の取り組みを一層加速させ、社会の持続的発展などに貢献するとしている。
デジタル技術の浸透で社会を変革していく「デジタル・トランス・フォーメーション(DX)」の取り組みを一層加速させ、社会の持続的発展などに貢献するとしている。
↑写真:産経新聞新聞より
サムコ社は、スマートフォンやテレビ、パソコンなど多くの電子機器に搭載される半導体の材料「シリコンウェーハ」を製造しており、世界2位のシェアを誇る。
一方、滋賀大はデータサイエンス分野の研究で多くの実績があり、今回の協定につながった。
協定では、サムコ社が製造するシリコンウェーハの製造過程で収集されたビッグデータを滋賀大と共同で分析することで、製造機械故障の予兆や製品の異常を検知する仕組みを構築し、品質や生産性の向上につなげる。
また、過去のデータや市場の状況などを人工知能(AI)を活用して分析し、工場運営の最適化を図るという。
またサムコ社が、就業前に企業で就業体験できるインターンシップとして滋賀大生を受け入れるなど、人材育成分野の連携も協定に盛り込まれた。
サムコ社の加藤健夫専務執行役員は「企業としてさらに先に進むためには、アカデミックな土台が必要。世界中が製造などにデータサイエンスを使う中で、その分野を強化したかった」と協定の意義を強調。
滋賀大の竹村彰通学長は「両者の強みを生かして相乗効果を生み出し、データサイエンス分野のさらなる向上につなげていきたい」と話した。
<産経新聞より>
またサムコ社が、就業前に企業で就業体験できるインターンシップとして滋賀大生を受け入れるなど、人材育成分野の連携も協定に盛り込まれた。
サムコ社の加藤健夫専務執行役員は「企業としてさらに先に進むためには、アカデミックな土台が必要。世界中が製造などにデータサイエンスを使う中で、その分野を強化したかった」と協定の意義を強調。
滋賀大の竹村彰通学長は「両者の強みを生かして相乗効果を生み出し、データサイエンス分野のさらなる向上につなげていきたい」と話した。
<産経新聞より>
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