かつて「東洋一」と称された、豊郷小学校旧校舎群。白い外壁や庭は美しく保たれ、麗姿を今に伝える。
↑写真:中日新聞より(手前:旧豊郷小学校、奥:豊郷小学校新校舎)
1937年(昭和12年)完成。当時の丸紅専務で実業家の古川鉄治郎(1878年(明治11年)〜1940年(昭和15年)が、私財の3分の2を寄付して建てられた。
当時としては珍しい鉄筋で、集中暖房や水洗トイレなど、設備は最先端だった。2004年(平成16年)ごろまで現役だった国登録有形文化財。
京都アニメーションの代表作の一つ「けいおん!」の舞台にもなり、多くのファンが訪れる聖地になった。ここを巣立った豊郷町観光協会の山口千晴さんは子どもの頃「田舎やのに大きな学校でワクワクした」という。「これからも多くの人に、校舎の良さを伝えていきたい」と語る。
設計は、米国人のウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880年(明治13年)〜1964年(昭和39年)が手掛けた。
ヴォーリズ建築と呼ばれる作品は、滋賀県内に多く残る。
【滋賀・近江の先人第46回】東洋一の豊郷小学校を寄贈した・古川鐵治郎(滋賀県豊郷町)
https://blog.goo.ne.jp/ntt000012/e/8d1f41af0292ac62ea64f1c5eaa43c86
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<中日新聞より>
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