日本陸上中距離の新星、「滋賀学園高校」(東近江市)3年生の「落合晃」(おちあい・こう)選手(18)(滋賀県高島市出身)=800メートル=は昨年、U20世界選手権で日本人男子初の銅メダルに輝くなどの飛躍を果たした。今春からは陸上競技の名門・「駒澤大学」へ進学し、さらなる高みをめざす。
↑写真:落合晃(東近江市布引グリーンスタジアム・滋賀報知新聞)
昨年6月30日、日本選手権決勝。大雨の中、悔しそうな表情でグラウンドを叩く姿があった。日本一に輝いたものの、五輪参加標準記録(1分44秒70)には届かなかったのだ。
だが、五輪選考外になった後の快進撃が目覚ましかった。7月31日のインターハイでは1分44秒80の日本記録を樹立して2連覇、8月31日のペルー・リマでのU20世界陸上では決勝に進出し、日本人男子で初の銅メダルを獲得する快挙を成し遂げ、「世界で勝ちたい気持ちがより強くなった」と振り返る。
そして今年2025年9月には、世界陸上東京大会が開催される。「やはり大きな目標なので、そこで勝負したい」と、表情を引き締めた。
今春から駒沢大学に進学するが同じ駒大陸上部には駅伝の「安原海晴」がいる。同じく滋賀学園OBであり互いに頑張って欲しい。
<記事・写真: 滋賀報知新聞より>
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