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気まぐれ日記。

エリザベス女王杯の展望-その2

2007-11-05 23:32:50 | 競馬
前走から見る連対馬の傾向。

来ない馬。
(1)前走、重賞以外
(2)4歳以上のG1馬を除き、前走着外。
(3)1600m以下
(4)前走までに重賞未連対

前走だけでは絞りにくく、たくさん残ります。
アサヒライジング、アドマイヤキッス、ウオッカ、ダイワスカーレット、デアリングハート、
ディアチャンス、ディアデラノビア、フサイチパンドラ、レインダンス

以上、9頭。

これではどうにもならないので、前走以外も含めて、絞り込んでいきます。

エリザベス女王杯は、平坦京都の外回りという事もあって、基本は直線の差し比べ。
底力と切れ味が要求されます。
ということで重要なのがG1実績、古馬混合戦(主に別定)と1800m以上のレースで
上がり3F33秒台の脚を記録しているか?
古馬混合戦の実績と上がり3Fは基本は1年以内。



馬名G1実績古馬混合戦上がり3F
アサヒライジング2着3回なし34.5
アドマイヤキッス2着1回なし33.8
ウオッカ2勝2着1回なし33.0
ダイワスカーレット2勝なし33.6
デアリングハート2着1回なし33.9
ディアチャンスなしなし34.0
ディアデラノビア3着3回なし34.2
フサイチパンドラ1勝2着1回札幌記念1着34.6
レインダンス2着1回なし33.0


アサヒライジングは上がり3Fで1年以上前に遡っても1度も33秒台を記録していない。
G1勝ちもなく見劣る。
ディアチャンスも過去に下級条件の1600mで1度だけ33秒台。
格も見劣るし、底力不足。
ディアデラノビアも決め手があるように思えて、最近はやや決め手に陰り。
G1で連対まではないし、これも苦戦必至。
デアリングハートは古馬勢の前哨戦、府中牝馬Sで快勝。
ここで33秒台の脚を使って好走した馬は、エリザベス女王杯でも好走する傾向があるが、
この馬の場合は距離が1800m以下に実績が凝縮。
本質的に決め手があるタイプでないので、エリザベス女王杯これも信頼薄。
フサイチパンドラは今年唯一の古馬混合重賞勝ち馬。
2着に破ったのが、天皇賞・秋2着のアグネスアーク。
展開利があったにしろ、この実績は輝かしい。
ただ、上がりの決め手不足は否めない。
それでも、繰り上がりとはいえ、去年の勝ち馬であるし、無視できない存在。
軸にはしにくいが。

ということで、古馬勢から軸馬は難しい。
残り(後に回しただけだけど)はウオッカ、ダイワスカーレット、レインダンス。

3歳牝馬のレベルの高いのはこれまでの一連の成績から間違いないところ。
軸は3歳勢。
残った馬ではレインダンスはここにきての上昇度は相当と思うが、基本的には
ウオッカ、ダイワスカーレットには能力では見劣る。

ということで、2強のウオッカとダイワスカーレットです。
ウオッカは凡走した宝塚記念を除くとすべて34秒台以内。
ダイワスカーレットは新馬戦の35.0を除くとすべて33秒台。
ウオッカのダービーの33.0(走破タイム2.24.5も優秀)がとてつもなく凄く、
決め手でウオッカ優勢に見えるが、
ダイワスカーレットの33秒台をコンスタントに連発しているのも相当に凄い。
桜花賞、ローズS、秋華賞はG1級のレースにしてはスローという向きもあるが、
それでも上がり3Fを33秒台を連発はそうできるものではない。
外回り京都ではウオッカの方が有利そうですが、ダイワスカーレットも相当なもの。
33秒前半の上がりにならない限りは、互角以上でしょう。
あと、3歳の連対馬は、ローズS、秋華賞を連戦して、共に5着以内に来ていた馬。
3歳馬の王道のローテーション。

総合的にみるとダイワスカーレットの方が有利と思う。

あとは人気がどっちが上か?

それはオッズバランス編で。