Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

スプリンターズSの回顧(まとめ)

2012-09-30 17:02:15 | G1
ロードカナロアが念願の初G1勝利。
レコードのおまけも付いた。
そこそこ流れた展開になったこともあり、無理に前に行かずに中段待機。
そしてカレンチャンが仕掛けていったところを追いかけて直線はスパート。
前走は仕掛けが早過ぎた感もあって最後に止まった教訓を活かし、気持ち溜めてから仕掛けた案上も巧かった。
これまでの成績から坂に弱い、高速馬場に不安も。。。とも言われていた節もあったが、
それを払拭したのはこの馬自身の価値を高めたことも貴重になった。

カレンチャンは横綱相撲の直線一旦先頭もロードカナロアに屈して連覇ならず。
しかし1番人気でもあるし、前回の覇者として堂々のレース。
負けはしたが力は見せている。
今回はロードカナロアが良すぎた。

ドリームバレンチノは馬場の良い所の最内を通れた感じで直線も巧く前が開き、コースロスなく流れに巧く乗れた。
それでも接戦の3着だから大健闘だろう。

エピセアロームはG1レベルではまだ勝ち負けまでは苦しいようだ。
特にこのメンバーでは流れには乗れていたと思うが、外枠からねじ伏せるのも厳しく、
前走のような内を巧く立ち回るようなレースが出来る展開、枠順が理想なのだろう。
それでもまだ3歳。善戦の4着である。
これからの成長次第では次第ではスプリント路線で活躍で来そうである。

ラッキーナインは痛恨の出遅れ。
最後は良い脚を使っていただけに惜しい5着。
去年は直線で不利を受けるなど中山との相性が悪い。

サンカルロは直線勝負に賭けたが、前は開いておらず、ドリームバレンチノ後ろを追いかけるしかなかった。
また、前が開いていても3着まで来るのは厳しかったかもしれない。
この馬なりの力は出しているが、1分6秒台のレコード決着はこの馬向きではなかった。
もうタイム遅くなる馬場ならば...だろう。


まとめ
連対馬の傾向
さらに残った馬の3頭のうちの2頭が連対。
そしてイチオシのカレンチャンが2着。
傾向どおり。


3着馬の傾向
ドリームバレンチノは一応残った馬の1頭だった。


オッズバランス編
強いてあげればパドトロワ。
4番人気は人気になりすぎだと思う。
いくら去年の2着や連勝中といってもG1で高い信用が出来るようなタイプには思えない。

馬券は・・・
馬連は本線GETも3連複、3連単はドリームバレンチノ無印で外れ。
ここが当たらないと儲からず。。。
というか収支はマイナス。。。

スプリンターズSの見解...

2012-09-30 00:50:55 | G1
先週の土曜は外差しが決まってきている印象があり、そこに日曜が雨での開催。
今週はさらに悪くなってきていると思ったが、土曜のレースを見ると内もそう悪くないようだ。
ローラーを掛けるなどかなり内をケアしてきた印象。
あとは何故か?今週だけ芝丈を今までより2cm延ばしての施行というのも微妙に影響しているのか?
外伸び馬場を想定して検討してきたので、読み違いの感も無きにしも非ずだが...
土曜の9Rのサトノアポロの外差しを見ると、外の方がより良い馬場であるのは間違いない。
外優勢という前提で予想を組み立てる。

本命はカレンチャン。
前走は重め残りと思える大幅馬体増。
完調手前の仕上がり明白な中、逃げるマジンプロスパーを強引とも思える深追いする展開。
最後失速は仕方がないところ。
むしろあの展開で0.1秒差の4着ならば上々。
ある意味、マジンプロスパーとの併せ馬に先着した形で、本番前に最高の調教ができたようなもの。
きっと状態は上向いてきているはず。
現在国内G1を連勝中。
能力的には問題ないし、多少なりとも悪化してきている馬場も合うはず。
外目の枠は若干気になるが逃げ先行に拘るタイプではないし、馬場が良い外をスムーズに
進出して行けば本領発揮と見る。

対抗はロードカナロア。
春の高松宮記念では初G1で壁に当たり、さらにその後の2戦は勝ち損なっている点が
もどかしさも感じるが、2戦とも明白な敗因はあるし、なによりその時と馬の出来が違うように思える。
この馬としては最高の状態に仕上がってきた印象。
今度こそG1を勝てる体勢は整ってきたと思える。
カレンチャンと甲乙付けがたい双璧扱い。
ただ、これまで比較的内目の枠に当たる事が多かったが今回は大外枠。
チョット極端な枠になってしまった点が多少気になったので対抗にした。

単穴はエピセアローム。
前走は嵌り形の勝利だから、これ自体はそう高く評価は出来きず、現状G1の壁がありそうなところはある。
ただ、1200mでは底を見せていない点と意欲的な調教をしてきた点。
さらにはこの馬には外枠も向きそう。
今の状態の良さと勢いに期待してみたい。

秘密兵器はサンカルロ。
前走の凡走で人気が落ちるのは予想していたがここまで人気が下がって良いのか?
そのくらい見くびられたようだ。
しかし前走は本気のレースとは思えない出来と内容。
まったくの参考外と見て良いはずで、この人気落ちはないだろう。
春の高松宮記念2着などG1では実績を残してきた。
枠順は微妙なのだが、巧く裁けさえすれば普通に通用する力関係だろう。


以下、印の通り。

◎14:カレンチャン
○16:ロードカナロア
▲15:エピセアローム
☆04:サンカルロ
△13:ダッシャーゴーゴー
△05:ラッキーナイン
×11:パドトロワ
×07:リトルブリッジ
×01:マジンプロスパー