トランプ米大統領が5日、10日間にわたるアジア歴訪を開始する。アジアでの存在感をアピールする狙いだが、トランプ氏の関心は米国内にある。目玉政策である税制改革は正念場を迎え、「ロシア疑惑」の捜査も本格化している。内憂を抱え、一日も早く帰国したいのが本音のようだ。
東京の観光名所、浅草寺の仲見世商店街が家賃騒動に揺れている。建物の所有が東京都から浅草寺に移り、来年1月から約16倍の値上げを提示されたという。家賃が跳ね上がれば廃業に追い込まれかねないため、商店街は「寺側と話し合いたい」としている。仲見世商店街振興組合によると、各店が家賃の値上げを知らされたのは9月。10平方メートルあたり月1万5千円だった家賃を、来年1月から約16倍にあたる月25万円に値上げしたいという内容だった。「周辺の家賃相場と釣り合いをとった」との理由だったという。