平等院を後にして 平等院表参道を通り ・・・
平等院表参道は 平成13年11月12日 環境省より 「伝えたいこの香り、残したいこの風景」 として
かおり風景100選の風景の一つとして認定されています。
宇治橋の手前に 「紫式部」
宇 治 橋
台風15号の影響で宇治川の水量が増しているのか、流れがとても急になっていました。
宇治上神社へは この橋を渡っていきます。
宇治橋から 向こうに見える赤い橋は 「朝霧橋」
流れが急で 水嵩が増しているのが分かるでしょうか かなりの勢いで水が流れていました。
秋らしい陽気のこの日でしたが ・・・ 歩いていると汗ばんできました。 抹茶ソフトクリームの看板と
美味しそうに食べている皆さんを横目でみてると ・・・ 食べたくなりますよね~
ましてや宇治茶のソフトクリームですものね。 絶対にはずせないですよね。
いつもなら ソフトクリームなど見向きもしない相方も以外にも 「食べる」 と
ついでに 「茶だんご」 も ・・・
ソフトクリーム お茶の味が濃厚で ・・・ 甘さ控えめで とっても美味しかったです。
宇治上神社
1994年にユネスコの世界遺産に登録されました。
境内正面の拝殿(国宝)は鎌倉時代のもので 寝殿造りの様式を伝えており 特に縋破風(すがるはふ)と
いわれる手法を用いた屋根の美しさは格別です。 本殿(国宝)は、平安時代後期に建てられた
現存する我が国最古の神社建築です。 境内には鎌倉時代に建てられた春日神社(重文)等の摂社や
清水がこんこんと湧き出る宇治七名水の一つ「桐原水」があります。
拝殿前の砂で盛られた円錐形の小さな二つの山は 「清め砂」 といい 当社では八朔祭(9月1日)に
氏子さんたちによって奉納され 境内のお清め用の砂として1年間盛られ続けます。
お正月 お祭り等大切な日に際して 境内に撒き散らし 境内地を 「お清め」 いたします。
桐原水が湧き出ています。 澄んだきれいな水でした。
湧き水は もともと神社にお参りする為に手を清める為の 「手水」 として皆さんが
使われていますので 直接ではなく 一度沸かしてから飲んでくださいとのことでした。
その場で冷たい湧き水を飲んでみたかったのですが ・・・ 残念でした。
藁葺きで屋根のカーブが綺麗な曲線を描いています。
今まで使用していた コンデジですが 宇治上神社を出たところで突然調子がおかしくなりました。
その後も撮れることは撮れたのですが ・・・ エラーの文字がチラチラ 磁場かなにかの影響かしら
朝 霧 橋
橋を渡って戻る予定でしたが 台風の影響で水かさが増して危険な為 通行止めになっていました。
また 来た道を散策がてら 戻りました。 爽やかな秋風が気持ち良かったです。
彼岸花が一輪咲いていました。
川沿いには 「サギ」 がたくさんいて 川の隅に寄ってくる 鮎 を捕っていました。
目がいいんですねぇ~ 結構獲物を捕らえていましたょ。
宇治は源氏物語縁の地なのですね。
平安時代の中ごろに 紫式部が書いた「源氏物語」は 千年の時を経た今も高い文学的評価を
受け継いでいます。 その最後の十帖は主に宇治を舞台にしており 「宇治十帖」 の名で親しまれています。
宇治川沿いのこちらの料理屋さんでお昼をいただきました。
宇治川を眺めながら お食事できる席は満席でした。 ・・・ 皆さん思うことは同じですね。
京料理の「おばんざい」も とても美味しくいただきました。
美味しい昼食を済ませ また 平等院表参道をゆっくり 色々なお店を見ながら車を停めてある駐車場へ向かいました。
宇治は美味しいスイーツのお店もたくさんあり 寄ってみたいという気持ちもありましたが
お腹いっぱいで ちょっと無理って感じでしたので 宇治茶の和菓子(小ぶりの物)を数点買い求めました。
機会があれば 再度訪れてみたい世界遺産のある街でした。
後 一回だけ つづきます