約二億六千万年前 海底火山の隆起によって生まれた鞍馬山には 太古より尊天の霊気が満ち溢れており
鞍馬寺が歴史に登場するのは宝亀元年(770)のこと ・・・ 寺伝によれば この年に鑑真和上の高弟・鑑禎上人に
よって毘沙門天がまつられた。 そののち咏延暦十五年(796)に造東寺長官の藤原伊勢人が堂塔伽藍を建立し
千手観世音もあわせてまつられました。 かくて 皇室・幕府から庶民に至るまで幅広い信仰を集めてきたが
昭和二十二年に鞍馬弘教が立教開宗されて 鞍馬寺はその総本山となり今日に至っています。
尊天とは 「宇宙の大霊であり大光明 大活動体」であり 私達人間をはじめ万物を生かし存在させてくださる
宇宙生命・宇宙エネルギーであって その働きは愛と光と力となって現れる。
大原から鞍馬までは 同じ左京区でもあり 30分もかからずに到着しました。
主人が兼ねてから訪れたいと言っていた 「鞍馬寺」
しょっぱなから 階段があるではないか
こんなに上まで階段を上らなくては ・・・ ホントに かったです。
ケーブルでいけるって ・・・ こんな階段のことは 記されてなかったのに ・・・
仁王門の両脇には 「仁王尊像」 が祀られています。
仁王門をくぐると ケーブルの乗り場へ行くのに また 階段があり
ケーブルに乗って 二分で 「多宝塔駅」に到着です。
多宝塔
緩やかな上りの 石畳を
石畳を歩き終わり ・・・ 山々の向こう 左側に 比叡山 が望め 気持ちの良い風が心地よかったです。
ところが ・・・ 後を振り返って まだ 階段が
ガイドブックにも 更に階段があるとは書いてないのに~ とほほです。
私が 涼んでいる間に 相方がいないと思ったら ・・・ 上から下りてくるではないですか
「もぅ 上まで行ってきたょ」 ですって 「えぇっ~」 と私
上で待ってても上がってこないから 下りてきたんだと ・・・ 「えぇっ~ 行ってきたの~」
上で待っててくれれば いいのに~
気の短い人ですから ・・・ 性格わかってるから 腹もたたないけど ・・・
さて 一頑張りして 階段をえっちらおっちら
こちらで 手を清めてっと ・・・ 旦那は清めるなんてしてないな
以前 テレビでパワースポットとして紹介されていましたね。
板石は 本殿後方より出土したもので 平安時代より鞍馬寺に伝えられた如法写経会の絵巻を埋納した
経塚の蓋石である。 板石の下から発掘された経物造物二百余点が ことごとく国宝に指定されています。
本殿金堂
三尊尊天を奉安。 地下は宝殿となっています。
緑色岩(ハイアロクラスタイト)
ここの緑色岩は風化して褐色になっているが もとは鉄分の酸化状態によって緑や赤紫を示す。
緑を「貴船よもぎ」 赤紫色を「紫貴船石」と呼び 水石では加茂七石の一つとして珍重されています。
あれだけの階段を上ると 脚がガクガクです 相方も膝が笑ってるとか言ってましたっけ ・・・
なにしろ この日は暑くて もぅ バテバテになりました
帰りも ケーブルで降りました
はるか昔 お釈迦さまは
お説きになりました
憎しみと怒りの心を
捨てたときに平和が訪れると
今 私たちは持っています
戦わないという勇気ある選択をした
人類の至宝 「日本国憲法」を
戦争で悲しまないために
戦争で悲しませないために
お釈迦さまのお教えと
平和憲法を両輪として
平和への道を進みましょう
と 駅の待合室に書かれていました。
ちょうどお昼時 食事をと思っていたら 木曜日はお食事処が殆どお休みで ・・・
涼しいところで ゆっくりとお食事をしたかったのに 残念でした。
ちょっとしたお土産やさんで お蕎麦とか食べれそうなので入ってみることにしました。
お店の中は 民芸品がいっぱい飾られていました。
鞍馬てんぐにちなんでか 天狗のお面を数個掛けられていました。
甘味処らしく セットメニューは これのみで後は お蕎麦だけでしたね。
私はセットメニュー デザート付きにしました。
深山膳 ・・・ みやまぜんといって すましぞうに(よもぎ餅と白餅) 生麩佃煮 十種雑穀ごはん 山菜
おすましのお出汁がとても美味しく 生麩の佃煮も十種雑穀ごはんも美味しかったですね。
ただ 冷房などはなくて ・・・ 自然の風が気持ちよくと言いたいところですが ・・・
少しは元気が戻ってきましたょ~ さて 時間も まだ 早いので 近場のところに寄っていく事にしました。
拙い記事にお付き合いくださり有難うございます。
お時間のある時にでも 懲りずに お付き合いくださいますよう 宜しくお願い致します